顧客との持続可能な関係について

昨年お世話になったプログラム、MAKERS UNIVERSITYの高校生版、「MAKERS UNIVERSITY U18」

第一線で活躍する各業界の起業家からミッションを与えられ、4泊5日の中で答えを出すというプログラム。

日本のものづくりをサステイナブルにするためにはどうすればいいか、というテーマに取り組むチームの議論に参加してきました。

10歳ほど歳下の人たちと話すと、やはり考え方や価値観も違って、楽しい。

自分の枠を柔らかく広げてくれるような、そんな気分になりました。

サステイナブルとは、あいまいな言葉で、自然環境に対して使われたり、企業、産業の持ち方に使われたりします。

彼彼女たちがサステイナブルにおいて注目していたのは、「販売者と顧客」の関係性についてでした。

消費行為を一過性で終わらせない。モノとお金が交換されて、はじめて、生まれる関係。

めちゃくちゃ衝動的ではなく、かといって”とりあえず”的でもない、

ゆっくりと、愛着を育んでいくような、そんなお買い物やモノとの付き合い方を模索するみんなの姿にを見て、身が引き締まる思いになりました。

「どうすれば、モノを愛着持って長く使ってもらえるか」考えることは、EVERY DENIMの重大なテーマの一つであって

いまは、1つの方法として、耐久性あるものを、偶然性に満ちた出会いをもって、納得いく形で買っていただくことなんじゃないかと思っています。

買って、終わり。じゃなくて

買って、からが始まり。

EVERY DENIMを手にとってくださるすべてのお客さんと、少しでも長い関係を、持続可能な関係性を築けたらいいなあと。

そう再認識した夜になりました。

山脇、毎日。