多くの言葉でデニムを語る

引っ張りすぎかもしれませんが、本日もデモデイの話題。先日13(日)に開催された「MAKERS UNIVERSITY DEMODAY」では、久しぶりに3分間のピッチをしました。

 EVERY DENIMでは、基本的に大きな舞台でのプレゼン・ピッチは弟が担当していて、ぼくは壇場に立つ機会は少ない。これまでを合わせても3回ほどしかありません。

今回、ピッチを終えた後、何人かの人が「デニムを想う気持ちが伝わってきた」と、わざわざぼくの元へ感想を言いに来てくれました。これはほとんど初めての経験で、本当に嬉しかったです。

プレゼンの目標は、聞いた人が「実際にアクションを起こす」ことにあると思っていて、その前段階として、想いが伝わるのは必須といえるでしょう。というより、アクションがなければ伝わったとは言えないといってもいいかもしれません。

伝わる方法にもいろいろな形があると思いますが、EVERY DENIMのような事業の場合、メッセージを伝えるためには、とにかく、「自分自身が楽しんでいる姿を見せる」ことに尽きると最近は考えています。

だから、ぼくには、もっともっと自分が楽しんでいる姿を表現する力が必要だし、何より楽しむ必要がある。ユニークで、ユーモアがあって、夢が詰まっている。そんな多くの言葉でデニムを語れる必要があると思います。

その結果、遠いどこかの誰かではない、確かにそこにいる”ぼく”という1人の人間をリアルに感じてもらうこと。そんな目的のために、プレゼンは絶好の機会です。

2016年、最も学んだことの内の1つは「身近さ」でした。ものごとを伝える上でも必ず大切になる、そして、誰しもが持ちうるものだからこそ奥深いこの身近さを、どうすれば自分たちなりに活かせるのか。まだまだ実験の途上です。

山脇、毎日。