ファッションの裏側について考えるきっかけ
4/22(土)、ファッションカルチャーの街・原宿から日本の街を巻き込み、洋服の生産背景を考えるイベントが開催されます。
映画「THE TRUE COST」の上映や、日本を代表するセレクトショップBEAMSの南馬越一義さん、
フランス発の女性誌「Numero TOKYO」ディレクターの軍地彩弓さん、
エシカルファッションプランナーとして活躍するモデル、鎌田安里紗さん
によるクロストークに続いて行われるピッチに、EVERY DENIMとしてプレゼンさせてもらえることになりました。
イベントゲストや企画に参加する著名人もとても豪華でそれだけインパクトがありますが、
これを通じてファッションの裏側を考えるときはぼくたち1人1人が主役。
最近、ずっと考えているのは服の生産・流通・廃棄の不透明さや複雑さに、自分の心が負けないようにしたいということ。
とてつもなく大きな問題に、目をそらさないできちんと向き合える。それ自体は尊いことだと思います。
でも、その結果、過度に自分の心を痛めてしまったり、原因を単純化して誰かを責めてしまうのは本当に悲しい。
矛盾だらけで複雑で、1人でできることはとても小さい。そんなモヤモヤを抱えたまま、それでも、楽しく明るく、自分を大事にしながら課題に取り組める。
そんな姿勢がぼくは1番好きだし、自分もそうでありたいと思っています。
難しいことなんか考えなくても生きていけて、めんどくさいことなんか考えなくても生きていけるんだけど
服を通じて、自分が自然と社会とつながっているとを意識できたら、きっと、小さなことにも感謝できると思うのです。
いつでも考えられるから、この機会に一緒に考えてほしい。
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山脇、毎日。