西粟倉8日目:体感

西粟倉村滞在8日目、期間中は「元湯」にお世話になっています。平日にもかかわらず更新が滞ってしまいました。「山脇、毎日。」は文量も短いですし、いつもはどこにいても書けないことはないのですが、それほどまでに今回の滞在に長時間没頭し続けているんだと自分なりに解釈しています。

滞在から1週間が過ぎ、ようやくインターンの生活に慣れてきました。村民の方へのインタビューも数名終えて、今日は元湯の定休日、休暇を兼ねて岡山市内に戻ってきています。

元湯でのぼくの生活は、ほとんどが「生産」と「交流」で占められています。生産というのは大げさかもしれませんが、温泉を沸かすために(元湯はお風呂ではなく温泉に入れます)薪をくべたり、ゲストの食事のために料理をしたりする。

日々の生活に密接した生産活動をして1日を過ごすのは、想像以上に心地が良く、また、生きていくために必要なエネルギーを体で実感することができます。

交流とは入浴に来られた方や、宿泊者の方とお話をすること。入浴は西粟倉周辺の方が多いですが、宿泊者は本当にいろんな所から元湯を目指していらっしゃいます。それぞれの方が、元湯や西粟倉に思う率直な感想を聞くのは、ぼくにとって、なんだか自分のことを言われているようで、嬉しいような恥ずかしいような思いです。

まだ1週間ですが、そんな自分ごとな気持ちにさせてくれる。そんなこの場所や村の魅力を、引き続き探してみたいと思います。

山脇、毎日。