西粟倉3日目:集合

西粟倉村滞在3日目、期間中は「元湯」にお世話になっています。本日は夜に日本酒のイベントがありました。元湯のお客さんは、大きく「温泉利用」「宿泊」「カフェ・食事利用」に分かれるのですが、今晩はそれに合わせてイベントのお客さんがいらっしゃったので、とても賑やかな夜になりました。

お酒が飲めて人が集まれる施設は、村内にはそう多くありません。なので、週末を中心に元湯には多くの人が集まる、大切な場所になっているような気がします。

ぼくがこの西粟倉村に2週間という、少し長めの滞在をしようと思ったのには理由があります。その1つが、小さな出来事に気づけるからです。

たとえば今日、一緒に働いていて、色々ご指導いただいている社員の方のご友人が偶然、温泉に入りにいらっしゃいました。

西粟倉村含め岡山県北の地域コミュニティは濃いと感じていたので、ばったり友人が来るのも不思議なことではないと思っていたのですが、社員の方曰く友人と会うのは5年ぶりで、友人の方も社員さんが元湯で働かれているのはご存知なかったようです。

なんてことのない些細なエピソードですが、これが西粟倉村では普通のことなのか、いわば「西粟倉あるある」なのかは、実際にある程度の期間をそこで過ごしてみないとなかなかわかりにくいものです。

そういえば一昨日は村内で火事がありました、大きな家が丸々焼けるのは村としても珍しかったようです。

どんな出来事がその場所にとって特別で、どんな出来事がそうでないのか。まだまだ3日で偉そうなことは言えませんが、その見極めをできるのが長期滞在の醍醐味だと考えて、明日以降も過ごしたいと思います。

山脇、毎日。