iPad Pro 2017 lightningのUSB3転送速度に関する結論

巷ではiPhone14がまたもやlightningケーブルで尚且つUSB2.0の転送速度であるという残念な結果に少々沈痛ムードな昨今だが、iPad Pro 初代12.9 と 2017年モデルがlightningでありながらUSB3を実装しているという話をしようと思う。

これらのiPad ProはUSB3カメラアダプタというApple純正のアクセサリを通してのみUSB3の転送速度を発揮する。例えば外付けSSD、SDカードリーダーなどである。
外付けSSDは物によりけりだが、およそ100MB/sから300MB/sほどで転送する事ができる。lightningの通常が実測30〜40MB/sなので最大10倍と、良い時は仕様の通りのスピードが出る。

ならばiPadとMacでもこの転送速度で通信できるのかというと

できない

ありとあらゆる事を試した。
USB-c to lightningケーブルで繋いだ。初代と現行の2種類あると言う事で2つとも試したが、見事に30MB/sであった。

あくまでもiPad Proがホスト(マスター?)という時にのみUSB 3 の速度が使えるというものであった。

しかし、得た物もあった。
初代のUSB-c to lightningケーブルでiPad Proを高速充電したところ、それまでのようなタッチパネルや指紋認証の不具合は起こらなかった。これだけでも良い知らせであろう。

結露としてはiPad Proから外付けSSDに、そして外付けSSDからPC、Macに転送するというのが最速であるという結論に達した。

まあMacも容量ないから結局は外付けSSDに移すんですけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?