ADHDが洗い物を溜めないための戦略

どうも、自認ADHDのヨウヘイです。

ついこのあいだまで、我が家のシンクは皿が盛り盛りでなんかの缶とかが放置されているような状態でした。

今ではすっかり綺麗です。

どうやってこの状態にしたのか、やってきたことを説明します。

1.まず一度全部洗う。

当然ですがひとまず全部洗うのは必要ですね。これまでも、たまに気合い入れてやってきたことです。

2.物をシンクから無くす

シンクに置くものとしてスポンジ置き場とか3角コーナーとか色々あるのですが、それらが汚れるともう面倒で嫌になってしまいます。洗剤とスポンジをシンクの上の縁にそのまま置いておきます。それだけで充分です。洗い桶的な物も必要ないです。それがヌルヌルになってきたら洗うものが増えるだけです。シンクに掛けておいたビニール手袋も上に掛けられるものをDAISOで買ってきてシンクには何も無いようにしました。

3.食器を使ったら直ぐに洗う。

今までのが下準備で、ここが本領です。使ったら直ぐに洗うこと。それができないから大変なのでは?と思う方もいるかと思います。なので、それが出来るための考え方を身につけましょう。

まず、シンクに物が無くてめちゃくちゃ綺麗な状態を見て心が落ち着くという体験をしみじみ感じましょう。1.2.を片付けて来たはずのあなたのシンクは今とても綺麗なはず。いつもこの状態を維持したいと誰しも願うはずなのです。
そして、ついに食事をして洗い物がシンクに運ばれました。ついに来てしまった。綺麗なシンクを取り戻すためには洗うしかないです。とりあえず取りかかりましょう。
でもあなたはあんなに溜まっていた洗い物をなんとかしたばかり。1回の食事分なんてすぐに片付きます。それでもうシンクが綺麗に元通り。

1回分の食事なんて全然楽なものなんです。それを知ったあなたは次回の食事もだんだん抵抗なく直ぐに取り掛かれるようになるでしょう。

たまに『今やりたくないな、あとでやろう』という悪魔がやってくることもあるでしょう。その時は『今やるのと後でやるの、どっちが嫌かな?』ということをよく考えることです。

まず今やるのは心理的に納得がいきやすいです。今自分が食べた事(報酬)と直結しているから。でも後でやるのは仕事だけが残る状態。後の自分はその時何も食べてないのに皿洗いだけという仕事だけが残っていて、やらなくてはいけない。心理的負担が大きいです。それに洗い物というのは使った直後が一番落ちやすいものです。溜めておくと皿の裏まで油汚れが広がったりもしやすいです。心理的にも物理的にも一番楽なのが食べて直ぐなのです。ADHDもある意味合理的な面を持っています。ここまで考えたなら殆どの人は先延ばしせずに直ぐに洗い物を取り掛かれるのではないでしょうか?
自分はそうでした。

そうして、シンクが綺麗な状態を何日か続けていたら、もうそれは習慣になっています。逆にシンクに物があると落ち着かなくなるでしょう。そこまで行けば勝ちです。
ぜひ頑張ってやってみてください。

この文章で誰かの洗い物が少しでも片付くようになれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?