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クラフトソーダシロップのレシピ(Mint ver.)

クラフトコーラって好きですか?
巷では5年前くらいからでしょうか、提供するお店が増えたりして今でもゆるく流行っているように思います。「クラフトって言ってればオシャレっぽく聞こえるからって何でもかんでも…」という話も聞きますが、クラフトコーラやクラフトジンジャーエールは私も好きです。コロナ禍の自粛期間がきっかけで、飲食業の友人やネットからクラフトコーラのレシピを学んで、自宅でときどき作るようになりました。柑橘類を変えてみたり、少しずつアレンジを変えながら自家製シロップを作るのはとても楽しいです。

半年ほど前、コーラやジンジャーエールとはまた違った味わい(このときは"甘すぎず食事にも合うような爽やかさ")を求めて次のシロップのアレンジを考えていたら、ハーブコーディアルの存在をふと思い出しました。手軽さからハーブはミントだけにして、ハーブコーディアルのエッセンスをクラフトコーラのレシピに取り入れて試作してみたら、また美味しいシロップができました。コーラと比べるとちょっと複雑な味わいだけど、狙い通り食事と合わせやすい仕上がりになったと思います。ソーダで割るだけでなく、気分でウイスキーを足してみたりできます。

そんなクラフトコーラ ✕ ハーブコーディアルの発想から生まれたクラフトソーダシロップのレシピ(Mint ver.)を書き残してみます。


材料:
(シロップ 約500ml / クラフトソーダ 約15杯分)

  • ミント(葉だけを使用すると苦味が軽減) 45~60g ※このハーブの部分は沢山のアレンジができそう

  • レモン(ライムやオレンジなどアレンジ可) 2個

  • 水 400ml

  • きび砂糖 300g ※三温糖など他の砂糖でもOK

  • スパイス類
    - クローブ(ホール) 20粒
    - カルダモン(ホール) 10粒(潰す or 切れ込みを入れる)
    - シナモンスティック 2本
    ※スパイス類のアレンジオプション:
    - ナツメグ(パウダー) 微量
    - コリアンダーシード 小さじ1(潰す)
    - ブラックペッパー(ホール) 小さじ1(潰す)
    - 花山椒(ホール) 小さじ1/2
    - 生姜 1かけ(お好みで薄切り or 厚切り)
    - 唐辛子(ホール) 1本

  • バニラエッセンス 5~6滴


作り方:

  1. ミントとレモンを水で洗う

  2. 鍋に水とミントを入れたら中火にかけ、沸騰したら火を止める

  3. 蓋をして10~15分くらい放置してミントエキスが抽出されたら、一度濾してミントを取り除き、常温でミント水の粗熱が取れるのを待つ

  4. レモン1個分をすべて輪切りにスライスし、もう1個のレモンはレモン汁を絞ってとっておき、絞ったあとの皮もスライスにする(厚さはお好みで)

  5. ミント水を再び鍋に入れ、きび砂糖とスパイス類とレモンスライスを入れて(レモン汁とバニラエッセンスはまだ入れない)中火にかけ、沸騰したら弱めの中火で10分くらい煮る

  6. 火を止め、粗熱がとれたらレモン汁とバニラエッセンスを加える

  7. できれば濾す前に1日程度寝かせる(常温が良いが、夏場なら冷蔵庫に入れる)

  8. 目が細かいザルで濾し、保存容器に移して冷蔵庫で保存する

  9. シロップとソーダ(炭酸水)を好みの分量で割って楽しむ(目安 1 : 5~7) ※お好みでウイスキーを足しても楽しい


友人が自宅に遊びに来たときに何度かお出ししたのですが、「シロップがあるんだけど、クラフトコーラに近いけどちょっと違って、ミント使ってて…」という具合にスパッと説明できなかったので、ここでは大胆にクラフトソーダと書いてみました。だってなんか、クラフトって言ってればオシャレかなって…。
よかったら皆さんも作ってみてください。


参考文献:
この記事では備忘録として自分のレシピを書き残していますが、実際には下記に一部挙げるような完成された素晴らしいレシピたちを大変参考にしています。(大部分はニチレイのクラフトコーラのレシピの引用です)これらの要素を自分なりの解釈で切り取って応用しているに過ぎないことと、毎回試作的に材料や分量を少しずつ足し引きしたりしながら作ることから、レシピの完成度が低いかもしれない点をお伝えしておきます。ともあれ、ひとつの試作レシピをやっと記録できたので、また違うアレンジのクラフトソーダもそのうち作ってみたいと思います。アドバイスなどありましたらこっそり教えてくださいね。


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