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コースの持ち味

先日、嵐山カントリークラブ様はお邪魔しました。とても面白いコースルーティングで整備もピカイチに素晴らしかったです。

特に面白かった2ホールをご紹介します。

ショートpar5

まずご紹介するのが、HOLE#6-par5

長くて527ydのショートpar5です。

表現として聞き慣れないかもしれませんが、ロングホール=par5ではありません

ショートホール、ミドルホール、ロングホールという名称は例えば、par3で距離があるホールをロングpar3といいます。距離が短いpar5はショートpar5と表現とします。ショートなのかロングなのかで規定打数のparは決まらないのです。

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このような右ドックレッグのホール。右手前のバンカーの目の前に背の高い杉が立っていて右に打ってショートカットすることはとてもリスキーになります。

しかし、フェアウェイ左サイドに打っても距離を間違えると突き抜けてOBやフェアウェイ左サイドから張り出した木にセカンドショットが当たってしまいます。

最短距離で右をカットするのか、距離を残しても右の杉をさけるように左に打つのか。選択できるよい例のロケーションではないでしょうか。

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横並びのティーグラウンド

次はとても面白いpar3です。#16

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バックティーとゴールドティーにほとんど差がありません。これはとても面白いロケーションでティーグラウンドが横に長いのです。

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距離が変わらないが難易度が変わる。とても面白いロケーションです。

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グリーンの傾斜はこのように花道に向かって傾斜しています。

グリーンにアプローチする際、花道から逆算するとセカンドでどこに打たなければいけないか判断できます。

左のグリーン(B)の場合、ティーグラウンドが左にいけばいくほど難易度が高くなり、右にいくほど難易度が下がります。

右のAグリーンはティーグラウンドが左に行くほど難易度が下がるのです。

このように距離が変わらなくても、グリーンにアプローチする角度を変化させることで難易度を変化できるのです。

ゴルフコースは様々な特徴や設計家の工夫がみえてきます。ぜひ色々なコースをラウンドして、気に入ったコースそして設計家を見つけてみてください。

コースがプレイヤーを育てる。

その通りなのです。ぜひ自分のプレーに合ったコースとプレイヤーと一緒にラウンドしましょう!

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ゴルフというスポーツを追求し、レッスンや、競技ゴルフを行なってます。もっとゴルフを楽しく、上手くしたい!