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プロジェクト管理に必要な「で?」

こんにちは、エンジニアのようへいです。

今日は仕事の話。

システム開発は一人ではこなせない規模の案件が多いので、一般的にはチームで開発を行います。

よくあるチームの構成は、複数人の作業者と一人のプロジェクト管理者。
こんなチームで開発を進めていきます。

開発規模が大きくなっていくと作業者が増えるとともにチームが細分化され、チームのピラミッド構造も大きくなっていきます。

今日の記事はプロジェクト管理者に向けた内容です。

プロジェクト管理がなぜ必要か?
そして、日頃の管理で追求するべき「で?」のポイント。

この内容で記事をまとめていきます。

システム開発のみならず、色んな分野での日々の管理に役立つ内容と思います。


プロジェクト管理が必要な理由

まずはそもそも論から。
プロジェクト管理はなぜ必要なのでしょう?

当たり前のことを言うと「プロジェクトを成功させるため」です。
管理の無いプロジェクトは、経験的にほぼ失敗します。

そりゃそうですよね。
だって、今の作業状況が、進んでいるのか、遅れているのかわかりませんので。
遅れていたとしても、遅れていることにすら気づけず、納期に間に合わないのは火を見るより明らかです。

今のはほんの一例ですが、通常、こうならないようにプロジェクトを管理する専任者を置き、プロジェクトの立ち上げや計画、工期中の日々の管理と軌道修正を行います。

これをすることで、やらなければいけないことが明確になり、正常なプロジェクト運営の運営と必要に応じて対策を打ち、ゴールへ導くことができます。

これが管理が必要な理由です。

プロジェクトが立ち上がった時には、どこまでを開発範囲とするか決め、工期、工数から体制を組み、工程表(スケジュール)を作ります。

そして、計画通りに作業が進んでいることを日々管理し、逸脱するようであれば対策を打って軌道修正していきます。

軌道修正をするためには、状況と原因を正しく把握し、効果的な対策を打つ必要があります。
対策を打つといっても、定点で状況把握しても正しい対策は打てません。日々の状況管理がとても重要です。

例えば遅延。

「10日遅れています」という今時点の把握で対策は打てません。
「日々何日遅延が拡大している」と推移の把握と、いつまでにリカバリするか?によっていつから何人投入するか?という対策を打っていきます。

このように、プロジェクト管理は日々の状況把握が非常に重要です。
軌道修正には、どの手を打つのが最適なのかジャッジする必要がありますが、ジャッジは日々の状況把握がモノを言います。

以降、日々の状況把握に必要なポイントをまとめていきます。

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