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スケボーのクルージングは1プッシュの距離が大事

こんにちは、ようへいです。

スケボーの記事は久しぶりですね。
今日はゴールデンウィーク中に楽しんだスケボーでのクルージングで思ったことのお話です。

この記事では、ゴールデンウィーク中のPennyの走行距離の目標として

このPennyに乗って、ゴールデンウィーク期間中は20kmを目標に乗ってこようと思っています。

と謳っていました。

例年だとゴールデンウィーク中の札幌は半分以上が雨なんですが、今年は1日雨が降ったくらいで、あとは曇りか晴れで、天気に恵まれました。

家族とも休みが合わなかったこともあり、おかげさまで、1週間で30kmほどクルージングを楽しむことができました。

長距離のクルージングを楽しもうとすると、1プッシュの距離ってとっても大切だなぁ、と改めて思いました。


クルージングって何?

スケボーと聞くと、スケボーに乗りながらジャンプて障害物を飛び越えたり、デッキ(板)を回したり、っていうアクロバティックなものを想像すると思いますが、もう一つの楽しみ方があります。

それがクルージング

純粋に滑って滑走を楽しむことをクルージングと言います。

川沿いの道だったり、自然が多いところだったり、ただただ滑走。
日を浴びつつ、匂いや風景を感じながら、安全に滑る。

これがクルージングです。

プッシュって何?

傾きの無い平な道路でスケボーに乗っていることを想像してください。
スケボーは進みますか?

進みませんよね。

進むためには、片足で地面を蹴って進ませるしかありません。
これをプッシュと言います。

1回プッシュしてから、次のプッシュが必要になるまでの距離。
これが長ければ長いほど滑走時間が長くなり、よりクルージングが楽しめます。

1プッシュの距離って大事なの?

クルージングでは、めちゃくちゃ大事だと思います、というか、大事です。

自分が思う最高のクルージングは「プッシュが少なく、長く滑走できること」だと思っています。

プッシュ回数が多かったらどうでしょう?
例えば、1秒ごとにプッシュしてたらどうでしょう?

相当疲れます!
そして、プッシュに忙しすぎて、周囲の空気を感じる余裕はありません。
故に面白くない。

なので、1プッシュでできるだけ長く滑走できること、これがとても重要だと思うわけです。

1プッシュの距離を伸ばすには?

1プッシュの距離は一概にこうだ!とは言えず、色んな要素が絡んできます。

経験をもとに式にするとこんな感じかな、と。

1プッシュの距離 = ①プッシュの技量 + ②ベアリング +③ウィール(タイヤ) + ④重量 + ⑤路面状況

それぞれ掻い摘んで見ていくと

①プッシュの技量

プッシュはスケボーを乗るための基本動作の1つです。
実は、地面を蹴って進めれば良い、というものではないんですよね。

プッシュにも上手い・下手があります。
思いっきり地面を蹴れるかどうか、思いっきり蹴っても推進方向に力が加わわらなければ意味が無いので、力のかかる方向が合っているか。

こうやって見てくと、プッシュって簡単なように見えますが、実は奥が深いんです。

効率よく前進するためには、プッシュの上達が必要不可欠なんです。

②ベアリング

BRONSON RAW ブロンソンロウ
BRONSON RAW

ベアリングはウィールの回転力を決める重要なパーツです。
当然、良く回るベアリングの方が、1プッシュの距離は長くなります。

スケボーのベアリングは、グリスベアリングとオイルベアリングの2種類があります。

グリスベアリングは、ベアリング内部にグリスが封入されていて、メンテナンスフリーというのがメリットなんですが、グリスが回転力を妨げる要因になっています。

オイルベアリングは、ベアリング内部にオイルを注入するのですが、長時間の回転によってオイルが飛んでしまうため、たまにメンテナンスが必要という手間があります。
ですが、オイルはグリスよりも良く回る潤滑材なので、グリスベアリングよりも1プッシュの距離は長くなります。

つまり、1プッシュの距離は
オイルベアリング > グリスベアリング
となります。

おすすめなオイルベアリングは「BRONSON RAW」です。
使い始めてから今年で5年目になりますが、回転力に衰えはありません。
レビュー記事を作っていますので、ご興味あれば見てみてください。

③ウィール

SHARK WHEEL シャークウィール
SHARK WHEEL

ウィールと一口に言っても、用途によって形状や柔らかさ、直径が変わってきます。

クルージングにはクルージング用のウィールが必要で、それに適したウィールは

  • 幅広なウィール

  • 柔らかいウィール

  • 直径が長いウィール

の3つを兼ねたウィールだと思います。

幅広なウィールは接地面のグリップ力を高めてくれるので、デッキのコントロールがしやすくなります。

柔らかいウィールは、その弾力性でロードノイズを吸収してくれるので、足への衝撃を和らげてくれます。
衝撃っていってもきれいな路面ならあまり気になりませんが、塵も積もればで足に負担がかかってきます。
おすすめの硬さは78Aという規格です。

直径はスピードに影響します。
直径が長くなるほど加速が良くなります。
おすすめは72mmですね。

この特徴を兼ね備えたもので、ぜひ一度は履いてみて欲しいのがSHARK WHEEL。
見る角度によっては四角く見える曲者ですが、ちゃんと丸いです。

2本の溝がコントロール性やグリップ力、快適性を上げてくれる優れたウィールです。レビュー記事を作っていますので、ご興味あれば見てみてください。

④重量

ウィールにかかる重量です。

主に体重ですね。
重ければ重いほど失速しますので、その分プッシュが必要になります。

数年前ですが、約100Kgの友人とクルージングを楽しんでいましたが、プッシュが多くてちょっと大変そうでした。
でも、下り坂では重量はプラス要素になるので、加速はえげつないものでした。笑

重量を下げるには、デッキそのものを軽くするのは1つの手段かと思います。

例えばPenny。

ペニー Penny
Penny 22インチ

自分が愛用しているのはPenny 22インチです。
小型軽量で小回りが効くので乗りやすいデッキです。

⑤路面状況

綺麗に舗装された路面が一番滑ります。
ウィールにかかる抵抗が少ないからですね。

一方、砂利が混じったようなちょっとデコボコした路面は抵抗が大きいので、プッシュがやや多くなります。

きれいに舗装された路面を選択して進むことで、快適なクルージングが楽しめます。

さいごに

ゴールデンウィークの1週間は、集中的にクルージングを楽しみました。
極力疲れずでも長距離は乗りたい。
そして楽しく快適にクルージングを楽しむためには、1プッシュの距離って大事なんだなぁ、と、改めて気付きを得ました。

クルージングをもっと楽しみたい!と考えてる方に、少しでも良いヒントになれば嬉しいです!

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