被災した時に気を付けること
こんにちは、ようへいです。
元旦の能登半島地震から12日目。
被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
今日は、被災した時に気を付けた方が良いことのお話。
結論から言うと、被災数日後はしばらくSNSは見ない方が良いと考えています。
恐怖心を煽るようなデマや、善意かもしれませんが、偽の情報が拡散しているため、信ぴょう性が大きく欠けています。
中には真実もあるかもしれませんが、SNSに頼った行動、SNSを参考にした行動は大変危険です。
自分は、2018/9/6の胆振東部地震で被災しました。
被災直後は震源や地震の影響を調べるため、SNSを活用しました。
きっと、色んな人たちが被災状況をSNSにアップしているはずだから、状況が把握しやすいだろうな、と考えていました。
予想は当たり、地域によっては道路が液状化していたり、家の中が散乱していたり。
短時間で凡その被害状況が把握できたので、地震の影響が相当大きいことがわかりました。
この時、被災直後はSNSには写真付きで真実が良く語られていたので、復旧の経過など、継続した情報収集には使えるな、と思っていました。
ところが、1日、2日と経過するごとに状況は一変。
SNSにデマが多く見受けられました。
例えば
震源で大きな地鳴りがしているので、今後大きな地震が来る
■■■からの情報で、○時間後に携帯電話が使えなくなる
■■■浄水場の設備が故障し、○時間後に断水する
こういう投稿を見た奥さんやご近所の人たちは不安な気持ちになっていました。
不安な気持ちになるとリスクのアンテナが敏感になり、夜も眠れません。
ただでさえ不安で眠れないのに。
余計な心労を掛けないためにも、こういう時はSNSを見ないのが一番と感じました。
こういう有事の時にSNSを見なくても、情報弱者にはなりません。
むしろ、SNSに踊らされることが危険です。
代わりに、自治体の情報発信(使えるならホームページ)が一番信頼性が高いです。
ただ、SNSの全否定はしません。
Facebookの友人の投稿による復旧報告。
「○○区、○○時頃、電気が復旧しました」
こういうリアルの友人の体験談が投稿されたときは、希望が見えました。
まとめると
被災直後のSNSの投稿は信ぴょう性が高い
時間経過でデマが増えるから、情報を鵜呑みにしない
不安を煽る投稿が多いので、極力SNSは見ない方が良い
SNSとの接し方を考えさせる出来事でした。
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