バーコード、2次元コードに関するあれこれ

ごきげんよう、おつかれさまです。
今日は、バーコードと2次元コードについてアレコレ書いていきます。

バーコード

JANコード

バーコード、皆さんご存じですよね。スーパーやコンビニでピッとするアレですよ。

バーコードサンプル

昔からよく使われてる縦線で表現された奴です。
「バーコードバトラー」でも使われてましたね。懐かしい。この単語が分かる人は世代がばれてしまうのであきらめましょう。

話が反れました。反れたついでに。
バーコードの中には値段が書いてあると思ってました。セールや値引きの場合はこのバーコードを毎回貼り替えてるのだと思って、毎回大変だなーと思ってました。でも違うんですね。お店のレジのデータベースに、このバーコードと値段の一覧表があって、レジが超高速でそのデータベースから値段を引っ張ってきてるんです。
一時期、店頭で接客したときにお客さんから
「これそこの棚から持ってきたんだけど、こっちのセール品って書いてあるやつとどう違うの?表示の値段違うんだけど?バーコード同じなんだけど?」
って言われました。はいおんなじです。
「いつもの値段が棚に書いてあって、今日はセールやってるのでこちらの値段になります。その棚のものでもセール価格です。」

はい、戻します。
この商品についてるバーコードは、細かく言うと「JANコード」と言います。日本での名前はJANコード、外国だとEANコードとも呼ばれます。
こちら、商品識別番号となります。同じ商品は同じバーコードですが、違う商品に重複してはつけられません。管理する団体がいるんですね。
もちろん世界中でも固有の番号になります。海外でも同じバーコードが使えますし、海外だからと言って他社が勝手に使ってはいけないものです。

JANコードは最もよく目にするバーコードですが、実は他にもあります。

CODE39

「こーどさんきゅう」と呼んでます。

Code39サンプル

上記JANコードの欠点として、数字しか使えない点があります。対してこちらは英数字と一部の記号が使用できる規格になります。
また、こちらは管理団体が居ません。好き勝手に生成して貼り付けることができます。逆に言うと、重複することがあり、社内だけ、工場内だけといった取り決めが必要です。
こちらのバーコードの利点として、バーの白、黒、太い、細いの組み合わせだけで英数字を表現しており、読み取りが非常に安定している点があります。多少ゆるい印刷でも安定して読めます。
反面、文字数のわりにバーコードのスペースが広くなりがち。あまり情報を入れられません。

CODE128

上記よりも情報密度を高めたコードです。名前が似てるだけでとくに後継ってわけではないようです。
こちら、バーサイズが4種類あり、2文字ずつ表現することで情報密度を上げています。1文字だけ表現するパターンもあるので奇数桁の文字列も可能です。より小さいスペースに情報を入れることが可能です。
反面、バーサイズの区別ができるように高精度なプリンタで印刷する必要があります。

ほかのコード

あんまり詳しくないのですが、他にもバーコードと分類されるものがたくさんあります。どうやら100種類ほどあるようです。

2次元コード

情報の高密度化の要望から、2次元コードの要求が出てきました。いくつか列挙してみます。

スタック型2次元コード

従来のバーコードを縦に積み上げて情報を増やしたものです。PDF417やCODE49があります。主に長方形の印字領域を持ちます。

PDF417
CODE49

出展;2次元コードの種類と特徴 | バーコード講座 | キーエンス (keyence.co.jp)

はい、そうです、コピペです。リンク先が非常によくまとまってるのでご覧ください。

マトリクス型2次元コード

情報を縦横のセルで表現したコードです。正方形になっているものが多いです。代表例はQRコード、DMコード(データマトリックス)があります。

QRコード
DMコード

また話をそらします。
よくQRコードを指して、「2次元バーコード」と呼称する人を見かけます。
上記読んでいただければわかりますが、2次元「バーコード」とは、スタック型2次元コードしか当てはまらないんですね。QRは「バー」を使ってないので「バーコード」の呼称は不適切なんです。いうなれば、タコが入ってないたこ焼きとか、穴があいてないドーナツとか、車輪がない自転車みたいなもんですよ!!!!

はい、取り乱して例えが迷子になりました。

まとめ

こんな感じで、バーコード(1次元コード)、2次元コードのご紹介をしました。

  • バーの組み合わせでできているのがバーコード

  • 信頼性が高く、昔から使われている

  • 反面情報量が少な目

  • より情報量を増やすためにできたのが2次元コード

  • 2次元コードの中にQRコードというものがある

  • 穴があいてないドーナツはアンドーナツ

というのを覚えていただければと思います。
次回はCODE39やQRコードを掘り下げていこうと思います。

あい、以上よへでした。ご安全に!
そうそう、全部読める設定にしてますが、投げ銭のため書いておきます。
お気に召したらぽちっと。

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