男女差

考えずにいられない

もしあの日
私の被害を聞いたのが女性だったなら
こんな事態になっていなかったのではないか？

たられば話しも
男性だから女性だからも
あまり考えたくないけれど
受け止め方の違いに唖然とした

こんなにも違うのかと
女性と男性とひとりずつ両名に
相対して話す私の言葉への反応の違い

女性はひとつひとつ小さく悲鳴を上げ続け
ショックの余りぼろぼろ泣いて
「申し訳ありません」と繰り返し
男性は淡々と
ひたすら淡々と
「勉強させていただきました」
私は物で教材か

あまりに根深い男女差を目の当たりにして
今回の件と今後について
どうしたものかと呆然とする

目を逸らしてきた自分へのショックも計り知れない

男女差
本当に
酷過ぎる