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家族

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※閲覧注意※ 虐待描写あります。
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記事一覧

悪習慣

※閲覧注意 愚痴です。すみません※ 鎌首をもたげる 「比べる」が私の中で 鎌首をもたげる …

よはくのひび
5か月前
5

よるがくる

※閲覧注意 弱音です。すみません※ お父さんはお父さんである前にひとりの男性でひとりの人…

よはくのひび
5か月前
5

冬好き

四季の中で冬は特別に好き 関東生まれ育ちの私にとって 雪は特別で 雪が降り始めると 「お母…

よはくのひび
5か月前
9

泣いた烏と母の言葉

「よはくちゃん、もう泣かないの ほら!お母さんのチョコあげるから」 「あら、泣いたカラス…

よはくのひび
5か月前
8

元日の習慣
1時間ほどの距離の姉とのんびりショートメールのやり取り
お互いおばさん構文全開の絵文字いっぱい
iモード時代の絵文字可愛かった
年に4回の連絡の1回目
年々明るく短くなっていくショートメールに嬉しくなる

よはくのひび
4か月前
6

映像と情報の変遷

子どもの頃 テレビのチャンネル権は父にあった 常にCMの無いニュースが流れていた 就寝が8時…

よはくのひび
4か月前
7

虐待のその後

被虐待児のその後の長い人生 まるでノイズのかかった世界で 正しい像をなかなか結ばない ひたすら見えてる振りをし続ける ちらと見かけた表現で たったひとり見えない高山で 酸素濃度の薄い世界で 周りと同じだけの努力を強いられる ひとり薄い酸素で疲労感も半端なく 普通を擬態し続ける 凄い表現力だなとぼんやり思う 虐待の内容は様々で 私は生まれて初めて あれは虐待だったと受け入れた 幼い頃から日々がどれだけ大変だったか そこに外部からの理不尽な暴力も加わっていった 身体は常に臨

母と最期の日
事情を何も知らない3人から責め苦を浴びた
母の死から何年だろう
やっとそれはナイチンゲール誓詩からも逸脱し患者遺族に対する行為としてもおかしいと静かに思える様になった
ひとつずつ解す為に手紙を書くことにした
謝罪はいらない
理不尽な牢獄から解放される一歩を踏み出す

よはくのひび
4か月前
6

生活保護受給者の賃貸探し

四半世紀以上前のことだ 当時はケースワーカーという言葉はなく 民生委員と言っていた 民事介…

よはくのひび
3か月前
7

子どもの嘘と母の想いと言葉の宝物

幼稚園にあがる前 私は平気で嘘をつく子どもだった 「最後のプリン食べたの誰!?」 「よはく…

よはくのひび
5か月前
10

思い出とフラッシュバックと治療

車のライトくるりんを見て子どもの頃を思い出しました。 キティちゃんのぬいぐるみと眠狂四郎…

よはくのひび
10か月前
7

唐突なスッキリ

私は子どもを授かりませんでした。 諦めるまで時間がかかり40過ぎても「ワンチャンいけるんじ…

よはくのひび
10か月前
9

三つ子の魂百まで

幼い頃テレビを見ては「この音嫌い」公園へ行っては「この色嫌い」とにかく嫌いを連発していた…

よはくのひび
10か月前
7

水平線の彼方

父が癌で亡くなった時の密葬とお骨の行方に悔いを残した。 生前希望を聞いていなかったのだ。 今思えば父の考え方に密葬と合祀はぴったりだったと思い直す。 だが悔いが残る若かった私は母を捕まえては 「ねぇねぇ、お母さんの時、どうしたい?」 努めて明るく聞いた。 母は 「そうねぇ」 間を置いて 「◯◯先生と◯◯先生に送ってもらいたいなぁ」 「お骨は?お父さんと一緒がいい?」 夫婦仲は最悪だったが時折見せる表情と数少ないやり取りで相思相愛な事に気付いていた。 不器用な二人だった。 「お