軒下くじら

だいぶくだらない日記

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最近の記事

悔しさの味

 思い通りにならなかった悔しさを飲み込めずに口の中で弄んでいた。  そのままコピー機で資料を印刷する。  悔しさの味があったとしたら何味だろう。  自分の思い通りにならないとすぐ拗ねる友達がいた。  その子の横でどこか世界は自分よりなんじゃないかと思った。  年に二回開催されるお祭りはきまって冬にやってきた。  「今どこにいる?」  友だちからのメールに「入り口の方」と返した。  屋台が並ぶ通りの端っこで、自分がいる場所がはじまりだと思っていた。  向こうから小走りでやっ

    • 自分は何者なのか日々考える 起きたらまず、Twitterのタイムラインを見る 寝る前から特に変わったことが起きていないことを 両目0.1以下の視力で見える範囲で確認して 重だるい体で寝返りを打つ。目を瞑る。 今は何時なんだろう。 1日を無駄にしてしまったかもしれない。 携帯を手探りで探し、画面を見ると12:04 1次起床から2時間も経ったのか ああ、今日は何をしよう。 カーテンの下から差し込む光の具合で 今日は晴れらしいとわかる。 相変わらず体は重いけれど ここで起き

      • スーパーでブロッコリーを買った。

        スーパーでブロッコリーを買った。 「最近、外食が増えて脂を摂りすぎている。 何か栄養のあるもので体内のバランスを取れ。」 そう自分が自分にアラートを出してきたからだ。 高校時代にどこかの大学の過去問で 「ブロッコリーはすこぶる体にいい」 みたいなニュアンスの英文を読まされたのを思い出した。 仕事帰りにスーパーに寄る。 夜のスーパーはやけに眩しい。 自動ドアの向こうに、綺麗に陳列されている野菜たち。 スーパーから出てきた人の背中から、 誰がどんな気持ちで作曲したのか、謎

        • きょうくん

          教育番組のキャラクターがピクニックに行って友だちとお弁当を食べるシーンで お弁当箱を開けるとのり巻きが入っているのをみて驚いた記憶がある。 今まで結構な遠足の場数は踏んできた小学校2年生。 私の周りには一人もお弁当にのり巻き(細巻きを切ったやつ)を持ってきていた友だちなんていなかった。 そのキャラクターは実家が寿司屋なのか きゅうり、マグロ、干瓢とバリエーション豊なのり巻きを持ってきていた。 幼心に「その発想はなかった」と思った。 主に私のお弁当の主食はご飯またはおにぎ

          あの花

          別れは唐突にやってくる。 「3月は別れの季節」とよく謳われるが、季節なんて関係ない。 別れというのは唐突なものだ。 ・・・ 私の家の近くにはミニスクランブル交差点と(勝手に)よんでいる十字路があり、 その十字路を大通りの方向を下にして真上からみた左上の右から二番目の家の軒先には、冬と春のまんなかに白い花を咲かせる木が植わっている。 生まれてこのかたこの土地に住んでいるのに その家にどんな人が住んでいるだとか、どんな車を持っているか全く知らない。 けれど毎年、冬と春のま

          今年の抱負

          「”青いもの”と聞いて、思いつくものはなんですか。」 と、聞かれたら みんなは何を連想するのだろう。 私の中では 海と空がどっこいどっこいで連想される。 気分がいいときは空って言うし、 落ち着いているときは海って言う。 そんな、シェフの気まぐれサラダを頼む感覚で 気分におまかせな回答をしちゃうと思う。 今日は暇すぎて、 初デート中、会話がなさすぎた時に相手から聞かれそうな 「”青いもの”と聞いて、思いつくものはなんですか。」 という質問の 海派と空派の戦いを見てみた

          今年の抱負

          喪中ということをすっかり忘れていた

          以下に記されている文章は、 今年が喪中であるとすっかり忘れていた人間が(やばい)、 喪中であることを知る数時間前に書いた文章です。 新年早々に謎の正義感に溢れた文章を綴ちゃった。 今年はこのようなことがないように生きてゆきたい.…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新年が明けたような気がする。 いや、きっと気のせいじゃないはず。明けたんだ。 この間まで、家から二番目に近い電信柱から恥ずかしそうに顔を覗かせていたと思っていた

          喪中ということをすっかり忘れていた

          23歳になりました

          こんばんは、お疲れ様です。 突然ですが、 学生時代、ノートを新調して表紙に教科または自分の名前を書くとき緊張しませんでしたか? あのたった数文字に今後このノートを使う時のモチベーションがかかっているんですから。 慎重に書いたはずなのに、斜めになってた時の絶望ったらありゃしやせん。 さっきまで愛おしくてたまらなかったピッカピカ新品ノートが、ただ黒板の文字を写すためだけの紙の束にしか見えなくなり、ちょっと斜め上にあがっている文字がノートの口に見えて文字をまっすぐに書けなか

          23歳になりました