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新たな軍拡競争の幕開け:欧州4カ国がロシア射程の長距離ミサイル開発で合意

NATO首脳会議に合わせてワシントンを訪問したドイツ、フランス、イタリア、ポーランドの国防相が、ロシアの戦略都市を射程圏内に収めるミサイルの開発で基本合意した。フランクフルター・アルゲマイネ紙によると、射程距離は1,000キロを大幅に上回り、2,000キロに達する可能性があるという。このニュースを読んで、「二重決定」という言葉が自然と頭に浮かんだ。

二重決定とは冷戦下の1979年、中距離核ミサイルの配備で西欧諸国を脅かしたソ連・ワルシャワ条約機構に対抗するため、NATOが行った決定である。ソ連に軍縮を呼びかける一方で、西欧諸国に中距離核ミサイルを配備し、軍事的に圧力を…

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