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#私

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等身大の自分。
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2021年12月の記事一覧

年末だけが、唯一未来にワクワクできる

2021年の一年間で痛いほど分かったのは、「未来にワクワクできない」ということだった。 将来どうなりたいとか、こういう未来を実現したいとか、先のことを考えたり明確にすることに対して、あまり前向きになれなかった。 無意識のうちに未来を考えることを避けていたのかもしれないし、未来を考えるよりも、過去を嘆いたり今に一喜一憂する方が、性格に合っているのかもしれない。 未来について考えたときに、何も思い浮かばなかったりワクワクできないことが怖かったから、というのも理由の一つだろう

「そろそろ本気出す」って、いつまでも言っていたい

自分の周りに、一人や二人はいるはずだ。 「来年から本気出すわ」 「そろそろ本気出そうと思ってるんだよね」 あるいは、自分自身がその一人かもしれない。 この言葉の信憑性はきっと、「行けたら行く」や「前向きに検討します」と同じくらいなのだろう。 言われた側は「やれやれ」という感覚かもしれないが、実は、言っている当の本人はけっこう本気なのだ。本気を出そうとしていることに対して「本気」なだけ、だけれど。 僕自身もどちらかと言えば、“言っている側”だ。 特に、この一年間は各

“小ボケ”のない世界なんてつまらない

2021年ももうすぐ終わろうとしているけれど、この1年間何を得て、何を失ったのだろうか。 クリスマスの予感がすると、嫌でもそんなことを考えてしまう。 この1年間で得たもの、失ったもの、たくさんあるけれど、 得たもの 一人の時間、自分と向き合う時間 失ったもの 人との他愛もないコミュニケーション 簡単にまとめるとこんな感じ。 得たもの以上に、「人との他愛もないコミュニケーション」を失ったことの方が、自分にとっては重大事件だ。 振り返ると、本当に減ったと感じる。

「感覚で生きてる」を免罪符にしたかった

「あいつは感覚で生きてるタイプだから」 いつから、人間は「感覚人間」と「論理人間」の2種類に分けられるようになったのだろうか。 血液型もそうだけど、人間をそんなにはっきりと分けるなんて無茶だ。片手で数えられる程度のタイプしかないならば、もっとお互い理解し合って平和な世の中になっているはずだから。 そんな愚痴はさておき、誰もが、感覚人間で論理人間だ。 ただ、感覚人間が論理人間の要素を多く取り入れることはできても、論理人間が感覚人間の要素を取り入れていくことは難しいのでは

待ちわびた夕焼け、日曜日のセンチメンタル

久しぶりに夕焼けを見た。 夕焼けを見る暇もないくらい目まぐるしい日々を送っている、なんてカッコつけたいところだけれど、あいにく程々の余裕がある。 空を見上げる気持ちになれないのは、自分の将来とか明日とか、未来に対して前向きな気持ちになれないからだろうか。 上だけを見ていた1年前、まっすぐ先だけを見つめていた1年前。 1年後、目の前すらぼやけて見えるのはどうしてだろうか。 そんな悶々とした思いに蓋をしようと、深呼吸してみる。 少し顔を上げて息を吸い込もうとすると、視

社会人5年目の就活。僕は、就活をしたことがない

僕は就活をしたことがない。 大学を中退しているから、早々に新卒採用ルートから外れてしまった。 就活をしなかったおかげで、いや、就活をしなかったせいでもあるのだけど、それほど自分自身と向き合うことなく、言わば成り行きで生きてきた。 そんな人生をどこか「自分らしくて良いな」と思う反面、「このまま成り行きで生きてて良いのかな」とモヤモヤを抱えていた。自分と真正面から向き合うまとまった時間が必要な気がした。 あれから1年。 この1年間、人生で一番自分と向き合う時間を確保でき