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ドイチェスダービー 2022 有力馬紹介!

 前回記事でドイツのダービー、ドイチェスダービーの紹介をしましたが、今回は有力馬を紹介したいと思います。

ソームーンストラック(独) So Moonstruck

父:Sea the Moon 母:So Smart(母の父: Selkirk)
戦績:3戦1勝

 父のSea the Moonは2014年のドイチェスダービー馬。親子2代制覇がかかります。前走は重要なステップレースであるウニオンレネンを2着しており、ここでの期待も高まります。
 そして鞍上は日本でもおなじみの名ジョッキー、ランフランコ・デットーリ騎手。名手が親子2代制覇の偉業へ導いてくれるでしょうか?

サンマルコ(愛)Sammarco 

父:Camelot  母:Saloon Sold(母の父:Soldier Hollow)
戦績:2戦1勝

 ウニオンレネンでソームーンストラックを2着に退けたのがサンマルコ。同馬はデビュー戦のミュンヘン競馬場でのレースでもソームーンストラックに先着しており、地力は折り紙付き。
 父のCamelotは英愛ダービーを勝っており、産駒にも愛ダービー馬を輩出するなど3歳クラシック戦線との相性も抜群。有力な一頭ですね。

ラヴェロ(愛)Lavello 

父:Zarak  母:Laura(母の父:Montjeu)
戦績:5戦2勝

 ミュンヘン競馬場での一戦でサンマルコ、ソームーンストラックを下したのが本馬。前走はフランスのG2で5頭立ての3着に入っています。
 父はDubawiの仔でサンクル―大賞を勝利するなどクラシック距離での活躍を見せた馬ですので、血統面での裏付けあり。また、有力馬の中では早期にデビューしており、すでに5戦を経験しているところもポイントになりそうです。

ネリク(愛)Nerik

 父Ruler Of The World 母:Nazbanou(母の父:High Chaparral)
戦績:1戦1勝

 デビュー戦のリステッドレースを制して1戦1勝で臨むネリク。底を見せていないという意味では注目の一頭です。
 父のRuler Of The Worldは英ダービーを制したGalileo産駒。鞍上のシビル・フォークト騎手は昨年ドイツ1000ギニーを制して、初めてドイツのクラシックレースを勝利した女性騎手となりました。ドイチェスダービーを制する初の女性騎手となるか、注目です。

まとめ

 以上、有力馬を4頭紹介いたしました。個人的にはウニオンレネンを最後の直線で壮絶なマッチレースを演じたソームーンストラックとサンマルコの再戦に期待。特にドイチェスダービー親子2代制覇のかかる、ソームーンストラックを応援したいところですね。
 レースは現地時間の7月3日15:45(日本時間22:45)発走です!

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