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夢か幻か㉒50代のセカンドバージンから卒業記録

夢だったのかと
思ってしまう

幻だったのかと

あんなに濃密な時間を過ごしたことが
幻影に思えてくる

ほんとうに存在したことは
カラダが覚えている

でも今は
それすらも薄れつつある

顔も声も覚えているはずなのに
記憶が薄れていく

連絡がないのは
忙しいから
単純にそれだけかもしれない

でも

ワタシ、なにか気に障ることした?

と自分を責める要素を探してしまう
会いたいと連絡した時のメッセージがいけなかったのか?
それを考えだすと
自信がなくなる

一人反省会が繰り広げられる

嫌われたのかな
避けられてるのかな


その反面
大丈夫だと思う自分もいる

だから諦め切れないし
気持ちを確認したい


ワタシからは別れを切り出すつもりは
今のところない


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