『コードギアス 復活のルルーシュ』をもう一度見てきた

興道・叛道・皇道がPrime入りして無料になったので、復活にどう繋がるかを意識しつつ事前に一気見。そのうえで劇場へ。
ふたたび思ったことをつらつらと。

復活はルルーシュとC.C.の物語

言うまでもないことではあるけど、三部作でも二人のやりとりは基本的に削られていないことを再確認。削れたのはマオ関連くらい?

C.C.だけがルルーシュの嘘のないみっともない姿を見続けてきて、虚になったルルーシュの世話をして、そういう相手だからルルーシュも名前を捨てて共に行くことができたのだな、と深く感じた。

「見つけた!私の…!!」で始まった物語がC.C.の笑顔で完結したのは本当に大満足で、二度目にも関わらずエンディングで泣いてしまった。

C.C.とカレンの関係

三部作で色々な描写が削られる中で、C.C.に対するカレンの反応は綺麗に残っていて、それが復活でのやりとりに繋がっていた。三部作がかなり復活への繋がりを前提に作られていることがわかる。

ルルーシュとスザクの共闘

マオ戦、キュウシュウ戦がなくなっているのでルルーシュ(ゼロ)とスザクの共闘はゼロレクイエムまでない。だから復活は、ただ一度きりのはずだった共闘が再び、という流れになっている。
考えてみると計四度も共闘したらたしかにちょっとくどい。

ルルーシュの服装

ずっと黒一色か白一色だったルルーシュが白と黒の上下を着ていて、これまでの立場から解放されたと同時にマージナルマンであることを意識させられた。
それは生と死の境界だったり、現実世界とCの世界の境界だったり、裏と表の境界だったり。

スタッフロール後はL.L.とC.C.が共に黒い衣装に身を包んでいて、ルルーシュは境界から自分の意思で踏み出して、C.C.と同じ側に立ったのだなと。
同時にこれまで白い衣装を着ていたC.C.がL.L.の側に歩み寄ったようにも見えて、それからの二人の関係に思いを馳せたくなった。

Check Mate

『Check Mate』はR2のダモクレス突入で使われたBGM。三部作ではゼロの窮地に幾度か使われて、復活では紅蓮vsバタララン・ドゥのクライマックスに流れていた。
これは意図なんかは特になくて、単純に曲がカッコよかったからかなと。元々は『Beautiful Emperor』と共通テーマで皇帝ルルーシュの曲という扱いだろうし。

つづく

そうやって楽曲についてあれこれ調べていたら今週末にオーケストラコンサートが開催されることに今更気づいたので、ロッピーにダッシュして追加公演分のチケットを購入してきた。
公演までサントラを聴き続けるべし。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?