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幸せなひとりぼっち

規律に厳しく、生真面目で
頑固で、怒ってばかりの気難しいおじいさん。
主人公オーヴェ。

とっても真っ直ぐな性格がゆえに
時に周囲とぶつかってしまう。

亡き奥さんに早く会いたくて
何度もなんども自ら命を断とうとするのだけれど

なぜかタイミングがいつも合わない。

気がつけば、周囲の人たちが
オーヴェの固く閉ざした心の扉を開けていく。

周囲のあたたかい愛あふれる行動と

オーヴェの亡き奥様に対する深い愛と、まっすぐな行動が切なくて涙が止まらなかった。

素敵なスゥェーデン映画です。

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「他人が何をしたか、
していないかを
見るのではなく

自分がしたことと
しなかったことだけを
見ていきなさい」 

ブッタの教えのひとつです。

映画の中の主人公は、他人のしたことばかりを気にしているのですが
最終的には自分のことを穏やかに見ることができています。

私たちもつい、人のしたことばかり気にして
「あーでもない・こーでもない」と文句を言ってみたりしてしまいがち。

他人ではなく、
自分の行為にもっと意識を向けていれば

いま何がいちばん大切なのか。
自分にとって、何が幸せなのか。

そこに気がつけるのではないでしょうか?

心もきっと、誰かの文句を言っている時間より
自分の幸せのために行動してくれているときのほうが嬉しいと思うのです◎

心がいつも穏やかでいられますように✨



 
 

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