Pancha Mahabhutas／自然の５大要素

自然と共にあることをいま、感じますか。

ヨーガの教えにおいて、私たちは外の世界にみる自然を内に持っていると言われます。つまり、どこにいても何をしていても私たちは自然と共に在るということです。

自然に実際に触れる機会を作ることで、確かな自然との繋がりを感じることができるはずです。

大地の温もりに触れる、雨音に気づく、吐く息の熱を知る、両手を広げたときに感じる風、見上げる空はどこまでも続くことを思うと自然と生まれる笑顔…

自然のエネルギーを受けとっているようで、私たちが既に持っている力が自然を通じて現れるのかもしれません。

ヨーガにおいて、物質的な創造物に見られるすべてのものの基礎を形成する５つの要素が存在すると言われています。

【Pancha Mahabhutas パンチャ・マハブータ】
〜大地、　水、　火、　空気(風)、　空間(エーテル)〜

宇宙と同じように、私たちはこれらの要素(エレメント)をエネルギーとして持っています。持っている場所、どのように保持しているのかもヨーガは示しています。

場所は、私たちの脊柱。背骨のラインには生まれながらに持っている５つの主要チャクラ(エネルギーの集まるポイント)があり、各５つのエレメントを持っています。そして、それぞれにはプラス面とマイナス面があり、身体・精神・スピリチュアルにおける特徴を持っています。その詳細を知ることで、今のご自身がどんな要素に光があたっているのかを知る、あるいはバランスを改善するためのヒントを見つけることができます。

例えば、【大地】は尾骨の先端にある第１チャクラ／ムーラダーラチャクラの持つエレメントです。
「生命力、物質界の全て、本能、グラウンディング」に関連のあるエネルギーが集まります。
身体面では排泄にかかわる器官と関連し、精神面では忍耐／忠誠心／物質的執着／無気力といった側面をもち、執着を手放す／運命を受け入れるといったスピリチュアル面があります。

わたし自身この第一チャクラあるいは大地にフォーカスした練習において、生きる力に気づくこと、決意や成長へ向かう集中力を見つけることへ繋がる体験がありました。
知識も大切ではありますが、ぜひ先入観にとらわれずに自然と触れるピュアな気持ちを思い出してみましょう。時間がかかってもご自身にとって府に落ちるエネルギーの感じ方や現れ方に出会えるはずです。

自然へ歩み寄り、その偉大な存在に対して生まれる尊敬の心や感謝の想いを見つけることにより、「わたし」を育み、未来へ繋げる大きな力を見出すきっかけとなります。

身体とは、心とは、スピリチュアリティー、宇宙…
そして「わたし」とは…

Yogi in Chigasaki では、自然のなかを散策するように「わたし」に出会うヨーガをお伝えしています。与えられる情報や自動化が進む現代において、シンプルに「わたし」について感じる時間を持つきっかけとなれば嬉しいです。

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