体を放ったらかしにしておくと、ネックが反って弦が錆びたギターのようになります
高一の時から始めたアコースティックギター。
今日は弦が古くなってきたギターの弦交換をしました。
冬が近いので、乾燥対策として指板とサドルにレモンオイルを塗布し、普段拭けないところの埃を落とし、クリーナーでボディを磨き、ペグのネジが緩んでいたら締め直して、弦を張ってチューニングしたら完成です。
初めた頃は弦交換やチューニングにすごく時間がかかりましたが、今ではショップのギター売り場の店員さん並みのスピードでできます。
私にとってヨーガの個人指導はギターの弦交換をして、チューニングをしにいくような感覚です。
ギターを弾く前は必ずチューニングするのですが、これは毎朝紐ヨーガをやってその後しばらく座って姿勢と呼吸で体内のエネルギーを調整するのと同じです。
ギターも毎日弾いていると弦が古くなって響きが悪くなるから弦を交換するのと同じように、体も心も日々の仕事・生活でガタが来るので、メンテナンスが必要です。
安いギターと高級ギターの差は何かというと、木の材質と作りの精巧さです。
ギターのボディには人間の骨格に当たるブレイシングというものがあって、この木の太さ、向き、配置でも響きが変わります。
魂は波動(振動)を体に響かせているのですが、その音を響かせるためには魂の道具である3つの体を整える必要があります。
3つの体とはメンタル体、アストラル体、肉体のことです。
この3つの体を精製し、美しい音を響かすための方法がラージャ・ヨガの8つの方法です。
ギターは定期的にメンテナンスをして弾き続けると、音が良くなってきます。
逆にメンテナンスせずに放ったらかしにしておくと、弦は錆びて、ネックが反ったりして弾きにくくて音が響かなくなります。
これは人間で言うと、姿勢が悪いため体が痛くなり、ネガティブな思考と感情に振り回されている状態です。
あなたの体が放ったらかしのギターのようになっていると感じたら、ヨーガをやってみませんか?
弦を張り替えたギターの音が生き返るように、リセットされて生まれ変わったような感覚を感じられますよ。