架空の人物の運勢を読む 刑事コロンボ
刑事コロンボというのはピーターフォークが演じたロス市警の警部の物語ですが、
作者はリンク&レビンソン。
もともと、舞台ドラマ「殺人処方箋」をテレビドラマ化するにあたり、警部役を探しているというのでフォークさんは何としてでも勝ち取れとマネージャーに指示し、獲得したそうです。
物語は倒叙もので、先に犯人の犯行が描かれ、それを警部が推理して解いて行くというもの。
殺人処方箋はパイロット版として作られ、つまり、これが好評ならシリーズ化しようという試作品だったわけです。当時のピーターフォークは若く、普通にスーツを着て、コートは脱いで腕にかけて登場。
以来、コロンボといえばこのコートがトレードマークとなり、小汚いキャラクターに定着しました。
頼りないけれど、いざ事件になると鋭い洞察を見せるというギャップを狙ったものです。
相棒はこれまた汚い車=プジョーと、バセットハウンド。
そしてコロンボのファーストネームは劇中決して明かされません。
フランスのクイズブックに「コロンボのファーストネームは?」とあり、答えが「フランク」とあるのでそれが答えだというものを私は読んだことがあるのですが、
ピーターフォーク自身の自伝を読むと、彼はコロンボのファーストネームはと聞かれたら「インスペクター=警部」と言うと言っていました。つまり、彼はコロンボにイメージを定着させたくなかったらしいです。
作家の都筑道夫も、自身の著書「砂絵」シリーズに出て来る「センセー」と呼ばれる元侍の名前を明かしませんでした。というか固定させたくなかったらしいです。「1000万くらいくれたら答えるけどね」などと言っていました。
しかし、コロンボに関してはピーターフォークにコロンボの権利があるのではなく、作者のリンク&レビンソンの方かなと私は思うわけです。
そして先日、本屋でコロンボの文庫を見つけました。
コロンボと言えば、当時は新書のノベライズがたくさん出ていたものです。ノベライズとは、元々小説ではなかったドラマなどを強引に小説化して売るという手法です。
そんなものを子供の頃私も集めていましたが、文庫は随分後になってからです。
そして「構想の死角」の帯に三谷幸喜が書いているのです。「ぼくはコロンボのファーストネームを知ってます」(どうだ)と。
私は思いました。「どうせフランクかインスペクターなのだろう」と。
そこでネットで調べると、「フランク」だというのです。
その根拠はドラマの中で警部が見せるバッジにフランクコロンボと書いてあるから。
そこで仮にコロンボがフランクコロンボだったらどんな性格をしているのか探ってみるのも面白かろうと
解いてみました。
FRANK COLUMBO
まずこの人はカルマの現れがあります。ゆえに、霊的な力をもっていると想像することが出来ます。
彼の洞察力、推理力、成功はここから来ているとすることが出来ます。
つまりは常人ではないということです。
面白いことに、ドラマや小説の主人公はこのような名前をもっているものなのです。
私が調べたところ金田一耕助やシャーロックホームズもそうでした。
作者は無意識に力のありそうな人物名をつけるのだと思います。
コロンボの場合はそもそもファーストネームはつけられていないので、言いきれませんが、仮にこれだとすると登場人物=警部の才能はこれゆえと理解できるのです。
彼のその他の性格は
ずばり、その通りという結果に。
彼はまず、行動的。すごく活動的です。
そして知能派でもある。行動して現場を歩き、関係者を訪ね回る。
そして頭で考える。
ぴったりのキャラクターが浮かびあがります。
そして残念ながら、人柄が良くない。
ドラマでは温厚だけれど、彼に相棒がいないのは彼の性格が悪いから。
と、こんなことをピーターは言われたくないから、コロンボのファーストネームは不定ということにしたかったのでしょう。
そしてコロンボは霊感の人ではない。勘はあるけれど、どちらかというと論理の人。
そして普段は無口。
愛情はある。犬や奥さんを確かに大事にしている。
・・・そんな感じです。
仮にフィリップで見ると
やはりカルマが現れ、よろしくないが、才能のある人となる。
しかしこの名の場合、彼は行動派ではなく、断然知能派。
ココナラ
姓名判断
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