【854/1000】安売りするな

仕事をしているとよくこの言葉を聞きます。

ひと昔前であれば、この意味はなんとなく共通認識ではありましたが、いろんなサービスが多様化した今、「安売り」の意味合いが変わってきていると思っています。

サービスがそこまで多様化していなかった時は、価値はさほど変わらない中での「安売り」なので、単純に、安い値段で売るとか、割引するということだったかもしれません。

でも、いまの「安売りするな」の意味は、単に値上げしようということではなく、顧客のニーズに対してもきちんと期待以上の価値が提供でき、かつ、ビジネスとして健全に成立するための適正な価格で売ろうということかなと思っています。

いままでは引き網漁業的なやり方で成功してきたとして、今はそれが通用しないのは現場が一番実感しているはず。売上＝単価×数という公式だけは昔もこれからも変わらないので、提供している価値に対して、いかに単価と数を適正化するかしか勝ち目はありませんね。

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