Mantraからの気づき

以前から、マントラ(真言)を唱えたり、チャンティング、NadaYoga(声のヨガ)など、折に触れて親しんできましたが、オンラインで手軽に受けれるようになったコロナ時代は、さらに親しみが沸いてます。

さまざまな先生がいらっしゃいますが、なかでもやはりDaphne Tseさんはものすごいパワーの持ち主。
偉大な女神そのもの。

今日はLotus8オンラインクラスでの「SoulSongs ONLINE Workshop with Daphne Tse」でした。
全3回コース、単発でも受講できます。

今日のWSでは「Magnificence」をコールandレスポンス。
この歌、最後の詩がマントラなのですが

Lokah Samastah Sukhino Bhavantu

ヨガクラスで流れる曲を聞いていると、このフレーズを耳にしたことがあるかもしれません。
ちょっと掘り下げてみましょう。
まず意味から。

Lokah :地上界、天上界、宇宙すべて、世界中
Samastah :統合された、すべての、すべての存在
Sukhino :幸せ、喜び、苦しみからの自由・解放
Bhav :大きな存在、神聖、神聖と一体化した境地
antu :~でありますように

つまりは

この世の生きとし生きるものすべてが 幸せでありますように

もう少しバクティ・ヨガ的に解釈すると

自分の行動、ことば、考えが
生きとし生けるものの幸せに貢献できますように

となり、これが意味するところは

マットの上でのアーサナ(ヨガのポーズ)の練習が
単純なエクササイズで終わることなく、マットを降りた日常の中での行動、ことば、考えをつなぐための意識のある修練となりますように

…という、ヨガが単なる修行者のものだけはなく、今を生きる現代人にとっても活かされるツールの一つだと理解できます。


何もマットの上のasanaだけがヨガではない。
マットを降りた日常でも、ヨガは実践できるよ。
そして逆も然り。
マットの上で、全てを学ぶことができるのよ。

確かに、ヨガを定期的に続けていけば、フィジカルな効果もある「かもしれない」
痩せるとか、柔軟な体になるとか、ヨガのポーズができるようになったとか、花粉症が治ったとか、血圧が下がったとか、体質が改善したとか、効能を謳ったヨガも耳にしますが、これらはヨガの本来の目的とは異なり、単に副産物でしかないんじゃないかなぁと思います。
アーサナ(ポーズ)からの恩恵は、ヨガ全体の教えの中の一部にすぎず、そこだけに着目するのはもったいない。
その他大半を占めるヨガの恩恵も気にならない?
実践してみたくない?
…と私は思ったりします。

Saori

#yoga
#mantra
#LokahSamastahSukhinoBhavantu
#yogalover
#yogateacher

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?