シャバーサナで生き返る

こんにちは。
今日も朝の太陽礼拝を終えて、シャバーサナでリフレッシュしました。

昔からの癖で、私は呼吸を止めやすいです。
あまり共感を得られたことはないのだけれど、熱中するとすぐ息が止まります。そして、苦しくて呼吸を始めます。今日もクイックルワイパーで掃除してたら息苦しくなり、呼吸を忘れていたことに気づきました。笑

ヨガをはじめて良かったことの一つは、ちゃんと呼吸をするようになったことです。生きているから少なからず最低限の呼吸はしています。でも深く呼吸することができず、長息は苦手中の苦手でした。

深呼吸ができるようになると、脳にしっかり酸素が行き届くので、頭がピカッと冴えてきます。決断に時間をさほど使わなくなります。長いこと優柔不断な性格だったのが、だいぶ解消されて、やりたいなと思うことに割とフットワーク軽くトライできるようになったのも、呼吸が関係しているかなと感じます。

毎日の自主練で自分のためにシャバーサナをし忘れていた頃は、ヨガをしていても何だか「心ここにあらず」といった様子でした。終わった後、スッキリするけど物足りない。なぜ？と疑問に思いつつ、答えが分からずにいました。

先日、ケン・ハラクマ先生の著書「YOGA　ヨガから始まる　心と体をひとつにする方法」を読みました。誰にでもできる、ヨガの基本ポーズが書かれており、それが「深呼吸」「太陽礼拝」「シャバーサナ」「瞑想」でした。

「YOGA　ヨガから始まる　心と体をひとつにする方法」
ケン・ハラクマ

本当に基本的なことを私はやっていなかった…生徒さんを目の前にレッスンする時は、たっぷりシャバーサナでお休みしてもらっているのに。
自分のことはとても蔑ろにしてしまっていました。
自分へのアヒンサー（非暴力）に気づかされる出来事です。

体は酷使するものでもなければ、だらしなく生かすものでもありません。
日中しっかり活動し、夜ゆったり休ませることで、その機能を最大限に発揮してくれる私たちの味方です。エネルギーの源である呼吸を丁寧に行い、活動した後の休息を取ることで、日々の営みをスムーズにしてくれます。

とってもとっても基本的なことですが、シンプルなことほど忘れてしまいがち。そんな反省をしながら、大切な呼吸とシャバーサナで一日をスタートしています。

忙しい日々を送っている方、ゆっくりしてる暇なんてない～と焦っているときこそ、ぜひ目を閉じて深呼吸してくださいね。いつも頑張っているご自身の体に心に、感謝を込めてシャバーサナを。

読んでいただきありがとうございます。