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やるかやるか

バブル世代は大げさにポジティブと言われたことがある。でもそのくらいでないと、ようようやってられん時もある。

新たな1年というのは、本来は誕生日から数える気がするけど、私はやっぱり年末年始のほうが新たな年感が強い。昨日と今日で特に変わるわけではないのに1月1日を始まりの日にすることには異存はない。なぜって・・

社会全体的な「はじまり」の流れに、流れというよりも、全体的な「未来への期待」のようなもの、波動というのか、に影響を受ける。身体の芯から溢れでてくるような興奮を感じ、昨年よりも今年はもっと大らかに自由に生きたい、そんな衝動に駆られるのだ。私だけでなく、多くの人が同じ思いでいることを肌で感じる。

「思ったらやる」と心に誓った今年の正月、キャリアを補う講座を取ったり、車を変えたり、新たな事業展開を図ったり、上手くいったかどうかは別として思ったことを実行するという行為自体は順調だった。3月はじめくらいまでは。

年度末は魔だ。確定申告をしなくては!あたりから全てが崩れていく。こどもの進級、進学による我が家の状況や職場の人事などまわりの環境も、聞いてたラジオ番組まで変化があり、ここらで必ず私は、自分軸を見失う。毎年のことなので予想すればいいのにと思うのは後になってから。次から次へとやってくる注文をさばくのに精いっぱいで「思ったこと」を実行できないもどかしさを抱えることになる。

鬱屈した日々に自信を失い始める。「思ったらやる」がなくなり、ただただ無駄に時間が過ぎていくように感じる。そんな時はただ坐る(瞑想)に限る。身体を動かす(体操)に限る。ネガティブな思いの、それ以上深みにはまらないように。そして、やりたいことよりもやらなくてはいけないことに精を出す。

स्थिरसुखम् आसनम् ॥ २.४६॥ sthirasukham āsanam
坐り方(アーサナ)は、安定した、快適なものでなければならない。YSⅡ・46 

そのうち気候が変わる。さくらが散って、新芽が出る。雨が降って新緑が潤う頃、再び生きる力が蘇っていることに気がつく。私だけにではなく、生きとし生けるものすべてに。春の風も収まり、穏やかなそよ風が吹く。寒くもなく暑くもない。ここから蒸し暑くなるまでのわずかな期間は、誰にとっても快適な時期なのだろう。誰もが朗らかで生命力に満ちているように思う。やっぱりここでも全体的な波動に順応するのか、一度萎えた私のやる気は、再び満たされる。

できるかできないか、ではなく、やるかやるか

by 江本一真(HFM ゴッジ)


エネルギーがリチャージされたところで、ポジティブ全開!
後のことは後で考えよう! ただ前に進もうと自分を鼓舞する。
ことばの力だって必要。前向きになる環境も大事。使えるもんはみんな使って、一気にたくさんは進めないけど小さな一歩は出せるはず。行きつ戻りつ刻んでいけば、きっと積み重なっていく。となりの芝生は青いけれど、それは青くなる何かしらの働きをした結果だから、何もしない我が家の芝生が青くないのは当然だ。見てるだけで何もしなければ、そりゃーいつまでたっても「できない」
だって

やってないんだもん。

失敗したって失うもの、せいぜいプライドとか名誉でしょ。
と自分に問う日々。思ったことはやる、まだ今年は終わってない!

BGMは、WANIMA やってみよう ♪try try!

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