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3つのボデイ

 ここ2ヶ月ほど、肉体、アストラル体、エーテル体という、3つのボデイを意識してきました。

 私が日頃行っているクンダリーニヨガ(またはクリヤーヨガとも呼ばれます)では、10のボデイーを活性化すると先生が常に言われていますが、2回ほどこの10ボデイについて質問してみたところ、英語だし、私の知識を受け取る器ってものがまだまだ小さく、理解が不能だったので、とりあえず分かるところから出発、と思い、ヨガやスピリチュアル界隈でよく見かけるこの3つのボデを、上から下から斜め横から、真横から、と言った感じで眺めたり、手にとってこねくり回したりしてきました。最近になって、この3つのボデイについて、体験と意味が一致してきたようなので、今日は、ここで紹介させていただきたいと思います。

 まずは、肉体について。これは、私たちが持っている、物質的な体のことです。が、一体何からできているかということに注目すると、(かなり大雑把ですが)肉、脂肪、骨、血液、体液、こんな感じでしょうか? これらの物質は、私たちが口から摂取する食べ物、飲み物によって動かされています。タンパク質、脂質、糖質、塩分、カルシウム、ミネラル等々を加えることで肉体は機能していきます。

 次、アストラルボデイに行ってみましょうか。これは微細振という概念で考えたらいいと思います、なぜなら*多くの人の目には見えない存在だから。アストラルボデーは感情体という言われ方もします。このボデイを動かすものは、五感から得られる感情です。「怖い」って思った時、体が萎縮して硬直するような感覚だったり、嬉しい時、心が躍るような感覚だったり、これらの現象は直接、「やる気」ってものに繋がってくると実感させるかと思います。”病は気から”、というのも、このアストラルボデイと関連してくるように感じています。

 身近なところで、微細振という事を実感できるのが、甘えた猫ちゃんが鳴らす喉の音。あの音は、猫ちゃんが安心して甘えたがっている時に発せられます。言葉という形に現れるものでなく、振動によって伝えられるものです。うちの鳥ちゃんも甘えたい時、全身を振動させ、物凄い低い振動音を発します。ちなみにその振動音で私はかなり癒されています、このように動物たちは、アストラルボデイを使ってのコミュニケーションを駆使していますが、私たち人間にもその能力はあるのですが、言葉という物質に囚われすぎたため、この振動を感じる能力が薄れてしまったのだと、私は考えています。

 次は、エーテル体。これは、感覚で分かっているのですが、なかなか良い説明方法が見つかりません。エーテル体は、主に植物が使っているコミュニケーション術です。もちろん言葉でなく、振動(波動)です。波動が植物間の言葉と言えば、言葉と捉えてもいいのですが、そうするとややこしくなるので、この場では、”波動”でいきましょう。

 昆虫や鳥が特定の花の蜜を探し当てるのは、特定の花の振動を察知するから、と言われています。花の振動というよりは、多分花の色から発せられる波動だと思います。例えば、ここアメリカでは春先になると、多くのご家庭の軒先に、ハミングバード(ハチドリ)を呼び寄せるフィーダー(蜜入れとでも言いましょうか?)を吊るしてある光景を目にします。このフィーダーは大抵、鮮やかな赤色です。昔参加した、自然の勉強会みたいなもので、ハミングバードは、蜜の匂いでなく、赤色に呼び寄せられるから、と説明されたことがありますので、多分、そういう事なんだろうと。ちなみに、ハミングバードは渡り鳥なんで、無意識下で多くの人が、長旅を労ってのご奉仕みたいな感覚で、甘い蜜を用意してあげているのかな?

 ここまでの説明だと、動物や昆虫が主体となりますが、実は、動物たちに行動を起こさせている元は植物側にあるというのが、エーテル体を語る上での面白いところです。植物が一定の波動を送る事で、特定の動物や植物は引き寄せられていきます。草木の花は、受粉をしないと実を実らせることができません。ただ風が吹くのを待って、偶発的にも風が吹いたところで、おしべの花粉がめしべの花粉にむすびつく可能性は、一体どの程度でしょうか? それよりも、ハチや蝶などにきてもらって確実に花粉を撒き散らしてもらう方が効率的にはかなり高いはずです。また、小さな木の実もそうです。自分の子孫を増やすため、種を巻きたいけど、悲しいかな、我ら植物、労力を使っての種まきは出来ないのでアール。という事で、小鳥たちに食べてもらい、消化されない種は糞として、親元の木から離れた場所に巻かれる。そしたら、近場で土の養分を争いあうこともなく、新天地で新しい植物生命が伸び伸び誕生するわけです。

 という事で、下手な説明でしたが、エーテル体とは、おそらく、動物が発するよりもさらに微細な波動だと、なんとなく感じていますが。それはよく分かりません。

 さて、ここで一息ついて、ちょっと考えてみてください。この3つのボデイから考えると、アストラル体やエーテル体を駆使していない人間は動物や植物に劣っているのか?(このご時世、なんでも競争心が働きますよね)いやいや、実は、人間は、このボデイを全て持っています、というか、感じる力を兼ね備えています。ただ、現在社会では物質に囚われすぎていて、目に見えない振動、波動を感じる能力を封じ込めているだけ。その能力をもう一度蘇らせるためには色々な道があるのですが、私はヨーガの教えのもとでそれを実践しているわけです。以前の記事の ヨガの道って で書いたように、人生は障害物競走みたいなもので、色々なコースを選べば良い、と思うので、哲学的視点から、歴史的概念から、宇宙科学からとか、色んな道から私たちに本来備わっている能力へアプローチしていったらいいと思います。十人十色ですからね。


なんか、だらだらと書き綴ってきたので、ちょっとまとめます。


3つのボデイとは、肉体、アストラル体(感情体)、エーテル体。

肉体は、物質的な物。アストラル体とは、五感によって発せられる振動。エーテル体とは、主に植物が発する振動。

以上。


 この概念は、チャクラと非常に深い関連性があると思いますので、ここで綴らせていただきました。

 こんなに乱雑なお話、ここまで読んでくださってありがとうございます。

Sat Nam



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