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Q .子どもが保育園に行ってくれない… どうしたらいいの?

A .ありのままを受け止める
行きたくない子は、無理に行かせない。


脳が成熟している大人であれば、プラーナーヤーマ(YOGAの呼吸法)により、心の状態をコントロールすることができます。
プラーナーヤーマで呼吸をコントロールすることは、自律神経のバランスを整え、ホルモンの分泌を正常な状態へと導き、結果として心を正常な状態に保つことができるからです。

しかし、子どもの場合は、脳が未熟な状態です。
いくらプラーナーヤーマの訓練を行なったとしても(保育園児でできることは限られますが)、期待通りの作用や効果は得られません。

親ができることは、子どもの「ありのままを受け止める」ことだけなのです。


そうは言っても、子どもの預け先がないと仕事ができない…


そう思うのは、当然です。
事実、私自身も、そうでした。

でも、無理矢理行かせたところで、保育園から電話がかかってくるのが関の山。
「どうしても泣き止みません」
「泣きすぎて吐いてしまいました」
など、結局はお迎えに行かなくてはいけなくなってしまいました。


こうして、身をもって感じたのは、「本人が嫌がっていることを無理にさせるのは、絶対にやめた方がいい」ということ。
言うことを聞いてくれないからと怒ったり叱ったりすることも、トラウマとなり、エゴの原因になるだけです。


子どもは、頭で考えて「行きたくない」と言っているわけではありません。
恐らく、本人も理由が分からない状態です。
ただ、本能的に拒否している「何か」があるのでしょう。

嫌がっていることを無理強いすることは、子どもを苦しめるだけです。
子どもの立場に立って、自分が嫌かどうかで判断をすれば間違いがないと思います。



子どもと一緒に過ごし、子どもに安心感を与えてあげることの方がずっと大事

長い目で見れば、子どもと一緒にいられるのは、ほんの一時ですから。

母親のダルマ(任務)と思って、ここは腹をくくり(笑)、ありのままを受け止めてあげましょう。


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