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御書印のついで〜富士山を眺めながら

静岡県富士市の戸田書店富士店は11月13日に御書印店に加わるとほぼ同時に、12月31日閉店というお知らせがありました。
富士山のお膝元にあるお店なら、富士山の見える日に行きたい。青春18きっぷで、晴れの日に鈍行列車で向かいました。

富士山ビュースポット

岳南鉄道吉原駅

東京からJR東海道本線で吉原駅まできて、岳南鉄道に乗り換えし、ひと駅だけ乗ります。

ガラスを隔てることなく、大きな富士山が見れることにテンションがあがります。

切符が硬券。下車時に車掌に回収されます。

車両が走り始めると富士山は工場の壁などで隠れることが多くなります。

「ジャトコまえ」のホームには、富士山ビュースポットの表示がありました。表示した当時はよく見えたんでしょう。

富士山ビュースポット

戸田書店富士店はここから徒歩30分弱です。
幹線道路沿いを歩くのが分かりやすいですが、富士山を眺めるために1本道を逸れたところで、公園を経由して川沿いに行くことにしました。

新通町公園は小さいながら交通公園としての設備が充実し、さらに富士山も見える公園でした。
第二日曜日にはミニSLが運行されます。

新通町公園

道路を渡るたびに富士山への視界が開かれるのを楽しみながら、本屋に向かいました。

戸田書店富士店に到着

背景に富士山をおさめます。

戸田書店富士店

店内は広く、文具もあり品揃え豊富です。

静岡書店大賞の棚

小説部門の静岡書店大賞は、『成瀬は天下を取りにいく』です。滋賀が舞台ですが、著者の宮島未奈さんはここ富士市出身です。

戸田書店富士店の御書印

戸田書店のブックカバーもカッコいいですね。
『成瀬は天下を取りにいく』は帰りに読み切りました。楽しく夢もあり、清々しい読後感です。

帰りは徒歩10分ほどのバス停からバスで富士駅に向かいました。
お腹が空いたのにコンビニもパスしてしまったところ、バス停そばにおにぎり屋があり、助かりました。
握りたてでふわっと柔らかで美味しかったので、長旅のように割り箸やお手拭きを持参していたら、もっと快適でしょう。

まいまい亭のおにぎり

日の入り前までに回ればよかった

この後、欲を出して戸田書店富士宮店にも行きました。
あと1時間出発が早ければ、こちらでも富士山を堪能できたのにと、悔やみながら向かいます。

戸田書店富士宮店最寄りの源道寺駅

源道寺駅からは行きは上り坂で25分弱、帰りは下りで20分弱です。
富士山が見れないのも残念ですが、行きは車の往来が激しい時間帯なのに暗くて、踏切は歩道が殆どない狭さでヒヤヒヤしました。

鉄道ではなくバスでくる方法もあるとは思いますが、次の機会があれば、晴れて明るい時間帯に、やはり鉄道で訪れたいと思います。

戸田書店富士宮店

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