GCP #4 ネットワーキングサービス

概要

以下の4種類がある
1.Virtual Private Cloud(VPC)
2.Cloud Load Balancing(CLB)
3.Cloud CDN
4.Cloud DNS
5.Cloud Interconnect

注目すべきはCLB(負荷分散)が高性能であること。
AWSよりも低レンテンシーを実現できそう
あとは、サブネットがゾーンをまたがっても同IPアドレス帯を利用できること
これにより、ゾーンをまたがってのマイグレーションが容易である。
また、リージョンをまたがっての負荷分散が可能であること。
これは結構すごい。AWSではできないが、GCPでは可能である。
つくづく思うが、GCPはGoogleサービスを作る上で副産物として生まれたものなので、全世界かつ大規模サービスに向いている
といはいえ、いずれ小規模サービスでも複数リージョンを利用する時代が来るかもしれない

1.VPC

特徴 
・AWSのVPCと同様
・同じVPC内では、リージョンをまたがっていてもプライベートに通信可能
・違うVPCでは、リージョンが同じでもインターネット経由で通信

サブネット
・1つのサブネットは、1つのVPCに所属する
・ゾーンにまたがったサブネットを作成可能(他パブリッククラウドとの違い)
・そのため、ゾーンを移す場合でも、ネットワーク設定変更は不要

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外部IPアドレス(グローバルIPアドレス)
・エフェメラルIPアドレスと固定IPアドレスがある
・エフェメラルIPアドレスを固定IPアドレスへ昇格可能
・リージョンIPアドレスと、グローバルIPアドレスがある
・リージョン内か、グローバルの違いがある

セキュリティ
・ステートフルな通信制御(FW)が可能(AWSのセキュリティグループと同様)
・ホワイトリストで定義可能
・FWの適用は「タグ」を使用する
・「タグ」をインスタンスに紐付け、タグを使用することでFWルールを簡単に作成できる

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VPC間の通信
・通常はインターネットを経由しての通信
・VPCネットワークピアリングを使用することでプライベートな通信が可能

注意点
・GCPでは不正利用の可能性が高いためSMTPなど25,465,587への送信は禁止している

2.CLB

特徴
・負荷分散機能がめちゃくちゃ高いらしい
・1つのGIPで複数リージョンへの負荷分散が可能
・クライアントのアクセスは、クライアントに最も近いインスタンスへ振り分けられる工夫がされている
・複数リージョンにまたがりインスタンスを配置し、低レイテンシかつ可用性の高いシステムを構築可能
・ALBのようにコンテンツベースの振り分けも可能

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3.CDN

AWSで言うところのCloudFront

4.DNS

AWSで言うところのroute53

5. Cloud Interconnect

AWSで言うところのDirectConnect





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