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短歌集団☆チカヨミ☆ってなに?

 この度、文学フリマ東京38(2024/5/19)に、5年ぶり出展となるチカヨミ。「チカヨミ」というタイトルの本は作っていませんが、同人誌サークルです。

 文学フリマにデビューしたのは2013年。月日の経つのが早くて恐ろしい。そのころから本を作っているなんて、ベテランだと思うでしょ?薄い本作りはベテランの、短歌初心者1年生でした(笑)

 チカヨミは、中学生くらいからの同級生で、詩、小説、エッセイ、脚本、漫画、イラスト、ととにかく創作活動をする仲間たちです。それが、30代になって仕事が忙しかったり、育児が忙しかったり、創作活動が困難になった時期、「みんなで短歌をやろうよ」と言ってくれた仲間がいました。
 わたしなどは、まったく現代短歌を読んだこともなく、好きな歌人といえば、和泉式部かな?くらいで、自分の気持ちを57577で言えば大丈夫でしょというかんじでした。(だから短歌らしくなるまでに、5年くらいかかって大変だったよ!w)
 まあ、そんな古のヲタク集団ですので、中学生の頃から紙原稿で薄い本を作っていたような経歴がありまして、最近のオンデマンド印刷であれば、とても簡単に本ができあがってしまうとあって、短歌を始めてすぐに本を作りたくなりました。
 ド素人どころかド初心者で短歌の本を作るとなると、ただ、歌を並べただけでは、プロの歌人の下位互換いや、劣化版の本しかできません。でも、同人誌なんだから、もっと好きなように楽しい本を作ろうよ。「歌が下手でもおもしろい本を!」というコンセプトでスタートしました。
 それが、チカヨミ定番の「企画本」というスタイルです。 
 初期の本では、『2-B』という、中学生ひとクラスのキャラクターを細かく設定して、大の大人がよってたかってその中学生になりすました歌を詠むという本も作りました。あれは、まだ未熟だったときにやっておいて良かった企画のひとつです。
 現在在庫のある本では、宇宙を吟行するという設定で、旅のしおりや旅のブログを綴った上で、宇宙をテーマに連作を作るなどした『宇宙とわたし/星の細道』という本などがあります。
 他にも、設定やテーマにこだわった企画本は、まだまだありますので、短歌で遊びたい!という方は、ぜひ文学フリマ東京38にて、【しー44】にお立ち寄りください。
 なんだ宣伝かよと思いました?そう、宣伝ですw
 ちょっと、コンセプトが複雑でわかりにくいのが弱点ですが、他にはない短歌本に出会えることは間違いないです。
 チカヨミは、初期メンバーから人数が絞られ、現在は4人(淀美佑子、hypo-、真綿ひよん、かのきあやか)でやっておりますが、独立独歩、それぞれ違った結社や違ったスタイルで研鑽を続けております。淀美佑子は、広報担当ということもあって、がんばって社交的にふるまっておりますので、皆様優しくお声かけください!(笑)よろしくお願いいたします!

※一応、ゆるっと通販もしております。
https://tikayomi.booth.pm/

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