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アニメーターの課題集⑧転がるコイン~絵と絵の間隔が大事!

引き続き課題のまとめをやっていきます。
今回は、転がるコインの動きを考える課題です。

①【課題の問題内容】みなさんもぜひやってみてください!

ニメーターの課題集ー動きの法則を理解するための第一歩ー 著作・監修 一般社団法人日本動画協会 人財育成委員会 より

②【自身の回答と考えたこと】

実際に10円玉を転がして、それを動画に撮って、つくってみました。
どうやって作ったらいいかわからず、感覚でつくりました。

③添削内容のまとめ
③-1 全く、コインとコインの間隔(移動幅)がとれていない!!

コインが転がって、おさまるまでなので、コインは減速するはずです。
ですが、コインとコインの移動幅を見てみると、ばらばらでした。
感覚で作ってしまっていて、まったく理屈で考えられていませんでした…

コインが回り込んでくる部分は、楕円を考えて、距離の間隔をとります。

最後、コインがパタパタと倒れていくところも、コインの移動幅が考えられていませんでした。

③-2 急に絵を変えない!


コインが最後倒れるときに、下のように2点しか描かないと、どっち回りかわからなくなります。

なので、3枚は絵を入れるようにして、軌道がわかるようにします。

③-3 かげをつけることで、接地面をはっきり表現できる!
-4 オバケをいれることで、ブレ感を表現できる!

④上の4点、添削内容に基づく修正

⑤気づき軌道に加えて、とにかく絵と絵の間の移動幅が大事!それにつきる。
この移動幅が物理現象に反していると、やっぱりどこか違和感を感じる動きになります。

*動きはどんな風にかいていけばいいのか?
実際に、コインを転がした時に、ストップウォッチ片手に、いったい何秒かかるのか、はかって、何枚絵を入れたらいいのか考える。
動きの方向が変わるところにキーとなる絵を入れる。動画で中割出来なさそうな部分にも絵を入れる。最後にその間の絵を入れる。という感じです。

引き続き復習していきます。


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