見出し画像

Agave swamp(アガベ沼)の進行状況

前回の記事は、Agave titanota 南覇王を植え付けた状況の話でしたが、あれから随分とアガベ沼にはどっぷりとハマっている状況です。

すでにいろいろなハマり具合に追いついていけていないので、少しまとめてどんな状況かを書かせて頂きます。

Agave uthaensis var. nevadensis(アガベ ユタエンシス ネバデンシス)の落札

アガベはチタノタの各品種の人気が高いですが、チタノタとは違ったスリム系アガベとも言える、アガベ ユタエンシス ネバデンスとアガベ ユタエンシス エボリスピナという品種も人気です。

ネバデンシスとエボリスピナでは、微妙に異なる鋸歯の色合いや形状などからエボリスピナの方が人気があり高価ではありますが、ネバデンシスも魅力的です。

そんなネバデンシスが一挙大量に出品されていて、形が整っていないモノや葉数が少ないモノなどには入札数が少なく価格も安価な状態でしたので、こんな感じで落札できました。

ネバデンシス

この価格、どうでしょうかね?
他のモノがこの価格の倍以上で落札されていたので、このネバデンシスの形は少し人気がなかったようですが、個人的にはお買い得だった思ってます。

Agave uthaensis var. nevadensis(アガベ ユタエンシス ネバデンシス)2021.09.21到着

落札したネバデンシスが到着したのは2021年9月21日です。
が、ちょっと微妙な姿での到着でしたね~

画像2

こちらが到着したダンボールを開けた状態ですが、トイレットペーパーに包まれたものだけが入っていて、他に新聞紙などの緩衝材はありませんでしたね。

画像3

こちらが開封してみた状態ですが、うーん、なんだか出品時(下)との姿と違っているような。。。

ネバデンシス

ただ、こうしてみると確かに葉の位置は同じっぽい?

画像6

画像5

これ多分、出品用の写真を撮ってからは随分と時間が経過しているんでしょうね。なので、株自体は同じモノのようですが、下葉の状況がすっかり枯れてしまっていて、別物のような株でした。

まあ、これがネットオークションでのリスクなんでしょうね。
信頼できる出品者なのかどうかは要チェックですね。少なくとも私の落札時の画像に乗っている出品者のモノ(shiki_chappy9ですね)は購入しない方がいいと思います。

Agave uthaensis var. eborispina(アガベ ユタエンシス エボリスピナ)2021.09.26購入

ネバデンシスを落札したら、当然ですが、エボリスピナだって欲しくなっちゃいます。とはいえ、エボリスピナのオークション価格は比較的高額なので、なかなか落札できない状況が続きました。

ですが、2021年9月26日に原宿のBURTON FLAGSHIP STORE TOKYO(スノボのBURTONの旗艦店)で開催された国際多肉植物協会の「青空例会」で安くはなかったですが、高価な中でも安価で良い感じのエボリスピナを見つけたので購入してしまいました。(ほとんどか22,000円以上でしたが、私が購入したものは唯一12,000円の札がついてましたね)

画像7

購入した株は上の画像の一番上の左側のモノで

画像8

画像9

こんな感じの株です。

国際多肉植物協会の青空例会は、会員ではない一般の人でも参加できる会(ミニ購入会みたいなモノでしょうか)で、会員の方が育てた実生株を販売している会のようです。

2021年9月26日に開催された青空例会の様子は、次の記事でご紹介しますが、実生株ということは種から国内で育てれているため、現地球(マダガスカルなどの現地で生えているものを輸入してきた株)とは比較にならないほど、日本の気候に適した株になっているそうです。

実際に購入した際に販売している生産者の方に育成環境などの話を聞きましたが、梅雨などの長雨以外の時は、雨ざらしのまま、だそうです。
実生4年株とおっしゃっていたので、エボリスピナはそれなりの大きさに育つまで時間がかかる株なんでしょうね。

Agave titanota"老白鯨”(夕映巌龍)2021.09.19購入

時間の経過が前後しますが、青空例会の一週前の9月19日に開催されたとあるショップのPOP-UP STOREでAgave titanota 老白鯨(別名:夕映巌龍)を購入しました。

このPOP-UP STOREでAgaveの人気品種がどれだけ高額なのかを思い知ったのですが、その中でも50%割引となっていて、その鋸歯の姿に惚れ込んでしまった老白鯨を購入してしまいました。(28,000円が50%引きで14,000円という価格です)

画像10

上の画像は、購入直後の紙袋に緩衝材と一緒にお店の方で入れてくれた状態です。自宅での画像はこちらになりますね。

画像11

画像12

画像13

抜き苗で輸入されたベアルート株でして、株の状態を見ると日本に到着してからもそれなりの時間が経過しているんでしょう。だから、50%引きで販売し、お店の方も捌きたかったんでしょうね。

とはいえ、アガベは丈夫な植物ですから、植え付けて発根させた状態にしても普通に販売できるでしょうから、早く捌きたいとはいえ、50%引きの14,000円で販売しても利益は出ている価格ということなんでしょうね。

あとこの時のPOP-UP STOREの様子はyoutubeでその様子をレポートしている方がいましたので掲載しておきます。(この方が購入した株、かなりの価格だと思いますよ~)

ちなみに2枚目の画像には、本当にちっちゃい子株がついていたんですが、植え付けの際に外れてしまったんです。。。

ですが、外した葉と一緒に、何とかならないか!?ということで、頑張ってみることにしました。

画像14

葉差しで芽が出ることは稀のようですが、このちっちゃい子株がどうなるか、ですね。

Agave titanota FO-076(子株)2021.09.30落札

これ、実は酔った勢いでポチっと入札してしまったモノです。
落札が終わった後にこの状態ですから、この出品者は出品時の画像を残しておきたくないってことなんでしょうね。

画像15

どんな出品者なのかは、まあ想像がつきますよね。
一応、出品のお題目はAgave titanota FO-076のFO-076の子株ということですが、お題のつけ方がこんな感じですから、ちょっとどうかと思いますが、FO-076の種子はよく売ってますから、その種子を買って育てた実生株なんでしょう。

画像16

到着時の状況はこんな感じです。
ペットボトルに入れて第四種郵便(植物の種子や苗を送る郵便物の料金があります)でやってきました。

画像17

画像18

画像19

到着時に鋸歯が一つ折れてしまっていますが、根の状況を見てみると、これは実生株ではなさそうです。
輸入してきた子株を植え付けて発根管理していた最中のモノだったようですね。いかんせん、酔っていた時に入札したのと、出品時の画像が残っていないので、何とも言えませんが、まあ間違いなく輸入した子株だと思います。

だとすると、FO-076というのが輸入時のモノでしょうから、株自体もFO-076で間違っていないのでしょう。いずれにしても、この子株も大事に育てていき、どんな姿になるのか、楽しみです。

Agave titanota 南覇王の発根状況

さて、今回の記事の最後の話題は、南覇王の発根状況ですね。

全く根がない状態でオキシベロン処理をして、腰水&土耕で発根管理をしていましたが、こちらをご覧ください。

画像20

もう鉢の底から根の先端が出ております。
株自体に触っても、根ががっちりを生えているので、ビクともしない感じですし、葉もかなり展開してきています。

購入時の姿がこちらで

画像22

そして現在の姿がこれです。

画像21

しっかりとした水やりと日差しを浴びさせていますので、購入時の徒長した葉とは違った感じで新しい葉が展開できているし、葉にも厚みが出てきました。
ここからしっかりと水と日差しのバランスを取って、いい株に仕上げていきたいと思ってます。

駆け足でのアガベ沼の状況報告

さて、前回の記事から一気に駆け足でアガベ沼の状況報告をしてきましたが、いかがでしたでしょうか??

次回は、エボリスピナを購入した国際多肉植物協会の青空例会の様子をアップしていく予定ですが、その次には、

・サボテンオークション日本お客様デーへの全日参加
・お客様デー抽選会でゲットしたパキポディウム・グラキリスの発根済み現地球&オペルクリカリア・パキプスの未発根株
・オペルクリカリア・パキプスの発根管理
・InstagramでのAgave titanota 白鯨の購入

など盛り沢山な状態になっておりますので楽しみにしてお待ちください。

そうそう、最初に購入してやらかしてしまったオペルクリカリア・パキプスの折れた株の状況なども報告しないとですね。

画像23


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?