コミュニケーションツール

コロナ過で爆発的に普及したWebコミュニケーションツール。
その中でも、特に目に付くのはZOOMやMeetやTeamsといった
Web会議システムだと思う。
コロナが流行りだした当初はIT業界でも、このWEB会議システムが普及していなかった事を痛感したことを思い出したので、今日はそのことを少し取り上げてみたいと思います。

システムエンジニアの仕事って、自社内で仕事する人と、相手企業に出向して仕事をする人と大きく2つの種類に分かれる。
その中でも、出向組の比率の方が圧倒的に多い。
出向組は、1つの仕事(現場)が終了すると、次の現場に出向するため相手企業に面接をしてもらい、合格をもらって新しい現場での仕事が開始されるというサイクルが常について回る。(年齢重ねてもこの面接には慣れない)

コロナ当初、この面接が本当にネックになった。

静岡県でのIT業務は、県内のみでの仕事に限りがあるため、県外もシェアに入れて営業担当者は動く。
※静岡中・東部~都内エリアは、新幹線通勤県内なのです。

コロナが流行り始めた当初、そう東京都のロックダウンは?などと騒がれていた頃です。
この面接=対面という古き恒例行事が根強く残っていたIT企業。
「今人に逢えないので…」「他県からの移動はちょっと…」等々。
面接をしてもらえる空気が一切なかった。
その間、「今後の見通しが立たないから」との理由で、現場の人数削減などを受け、自社のエンジニアがプロジェクト終了を余儀なくされるケースも少なくなかった。

ゆえに、現場終了→エンジニア出向終了→面談依頼→面談できない
の負の連鎖が一時期続いた。

以前より、SkypeやFaceTimeといったWebツールを使っていたにも関わらず、Web上でのやり取りに切り替えるという意見がこちらから提案しても渋られる状態だった。
「IT企業はこんな時でも動じない」ような事を言われている裏では、こんな状態だったんです。

それでも、他業種に比べWeb会議システムの導入は早かったと思うが、あの時の各業種の営業担当者って本当に苦労したと思います。
慣れないソフトを使い、直接とも言い難い顧客を前に資料を提示したり、契約を交わしたり。

今では一般の方も日常的にWebに接しており、Webでのコミュニケーションに大分慣れてきたのではないでしょうか?
(ZOOMデートなるものがあると少し前に聞いて、それはちょっと嫌だなぁと思ってしまった。)

今日、なぜこんなことを話たかというと、最近うちのPCにこんな告知が出るようになったので、少し前を振り返りたくなったのです。

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