米国市場前のマーケットニュースと注目銘柄【３月１７日(水)】

ダウ先物　+0.1%
S&P500先物　-0.34%
ナスダック先物　-1.13%

・昨晩の米国市場

16日の米国市場は、
・ダウ先物　-0.39%
・S&P500先物　-0.16%
・ナスダック先物　+0.09%
となりました。ダウは昨日まで連日過去最高値を更新しており、利確により8営業日ぶりにマイナスに転じたものの、ハイテク株からの資金流入は続いている模様です。
特に売られた株は、年初から大きく上昇していた金融株やエネルギー株でしたが、経済の回復に伴い、さらに上にいくものと見られます。

・金利が13ヶ月ぶりの高値

FRBによる経済及び金利予測の発表と、パウエル議長の会見に先立って、米国10年債利回りが13ヶ月ぶりの高値となっているにも関わらず、ダウ先物は安定しています。対して、ナスダック先物は下落しています。

・ピンドゥオドゥオがEC利用者数で首位に

2020年12月末時点でピンドゥオドゥオ（PDD）が、業界トップであったアリババに約900万人差をつけてEC利用者数で首位になりました。同社の20年12月末のECの利用者数は7億8800万人と、1年前より3割強増えたのに対し、アリババの同月末の利用者数は7億7900万人でした。しかし取扱高ではアリババが遥かに上回っています。（アリババの方が客単価が高い）

【注目銘柄】

・LE　EPSと売上高クリアの好決算。ランズエンドは、カジュアル衣類などを販売する米国企業。

・LEN　EPSと売上高クリアの好決算。レナーは大手の住宅建築業者

・COUP　EPSと売上高クリアの好決算。クーパ・ソフトウェアは米国のソフトウェア企業。クラウド・ベースで経費管理プラットフォームを提供する。

・CRWD　EPSと売上高クリアの好決算。ガイダンスもいい。クラウドストライク・ホールディングスは米国のサイバーセキュリティテクノロジー会社。SaaSサブスクリプションベースでサービスを提供。

・PLUG　2018年と2019年の決算、および最近の四半期報告書の一部を訂正することを発表。現金以外のさまざまな品目の会計処理に誤りを検出したと述べましたが、不正行為は発見されなかったと付け加えました。時間外で急落。プラグ・パワーは米国の燃料電池メーカー。