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米国市場前のマーケットニュースと注目銘柄【2月24日(水)】

ダウ先物 +0.13%
S&P500先物 +0.34%
ナスダック先物 +0.61%


・昨晩の米国市場。下落はまだ続くのか

23日の米国市場は、
・ダウ +0.05%
・S&P500 +0.13%
・ナスダック -0.5%

となりました。長期金利の上昇圧力が強く、高PER銘柄が多いハイテク株の割高感が意識されて売りが広がり、一時は4%弱下げました。ARKのイノベーションETFも直近2日間で9%下落しています。
米国10年債利回りは1月末と比べると0.3%ほど高く推移しており、「次の明確な下落は起きるかどうか、ではなく、いつ起きるかだ」と相場全体の下落は不可避だとされています。
売り一巡後は業績拡大の観測を背景に押し目買いが入りやすいので、いつアク抜けするか注目しなければなりません。

・市場で起きたこと

市場では朝は短期筋の信用取引やコールを取引していた投資家が追加の証拠金を迫られ、投げ売りが連鎖しました。しかし、パウエルFRB議長が議会証言の冒頭発言で、「これまでと変わらず、強力な金融緩和を継続する姿勢」を強調した結果、中長期スタンスの投資家のまとまった売りは続かず、需給の綱引きが一転しました。

・NYで仮想通貨に関連する訴訟

ニューヨーク州司法当局は23日、仮想通貨を発行する香港企業テザーと関連会社の交換会社ビットフィネックスに対し、顧客への説明が虚偽だったとして1850万ドルの罰金を科すと発表しました。

・ホンハイとフィスカー(FSR)、EVを共同開発

台湾の鴻海精密工業は24日、米新興メーカーのフィスカーと提携し、同社向けのEVを2023年10~12月期に量産し、供給することで基本合意したと発表した。6月末までに正式契約を結ぶそうです。

・ニュージーランド政策金利、過去最低

ニュージーランド準備銀行は24日、政策金利を過去最低の年0.25%に据え置くと発表しました。消費者物価指数(の上昇率が持続的に政策目標の中間値の年2%に達し、雇用が持続可能な最大水準に拡大するまで、現行の金融政策で景気を刺激していくそうです。

・ファイザーとモデルナ、ワクチン供給ペースを倍増

ファイザーとモデルナは23日、米国向けの新型コロナワクチンの供給ペースを倍増させる方針を示しました。ファイザーはワクチンの供給量を3月中旬までに週1300万回分と、2月初旬の週400~500万回分から2.5倍超に増やす方針です。モデルナも4月までに月4000万回分と、足元から倍増させます。

【注目銘柄】

・CCL 1億ドルの公募増資が今日期限を迎えます

参考にどうぞ
(前編)

(後編)

(ファンダ厳選6銘柄)

【ニュースのあった銘柄】

・LOW 好決算。大手ホームセンターチェーン企業
・CSPR 好決算。寝具オンライン販売企業
・SQ 好決算。しかし成長率が鈍化
・GME CEOが辞任
・TOL 好決算。高級住宅の建設事業
・MSTR さらにビットコインを買い増し

【資金が回ってきているリア充銘柄】

客船、クルーズ
・NCLH
・RCL
・CCL

ホテル
・H
・HLT
・MAR
・IHG

航空
・DAL
・AAL
・HA
・UAL

・DIS
・CAKE
・M
・RICK

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