米国市場前のマーケットニュースと注目銘柄【２月２日(火)】

※NY市場開場までリアルタイムで更新していきます。

ダウ先物　+0.84%⇨+0.86%
S&P500先物　+0.90%⇨+0.92%
ナスダック先物　+0.97%⇨+0.90%

心の声（2月って下がるんじゃなかった...?）

・バイデンの経済対策、共和党を無視

民主党の議員たちは、共和党の保守的な経済対策の提案を聞き入れず、単独で元の経済対策案を可決する手続きに入ろうとしています。共和党は、民主党の1.9兆ドルの経済支援策に対して、6180億ドルの反対提案を提出していました。

・アメリカ公共交通機関でのマスク着用義務

CDC（疾病予防管理センター）は、コロナウイルス感染対策のため、飛行機や他の公共交通機関でのマスク着用を義務付けました。火曜日から実施され、従わない場合には罰金もあるみたいです。

・米国株が上昇した理由

1日の米国市場では、
・ダウ　+0.76%
・S&P500　+1.61%
・ナスダック　+2.55%
となり、反発しました。市場の混乱を招いていた個人の投機的な売買が弱まったことと、損失が膨らんだヘッジファンドの持ち高調整が一巡したことから買いが優勢となりました。他には、
・モデルナがワクチン1瓶からより多くの接種ができるようFDAと交渉しており、実現すればワクチン普及が加速するため、投資家心理が改善。
・ISMが1日発表した1月の米製造業景況感指数が、58.7と好不況の境目である50を上回り、買い安心感につながった。
などの理由があります。

・ロビンフッド、34億ドル調達

ロビンフッドはゲームストップ株などの売買急増や株価乱高下で、取引を決済する清算機関向けに必要な預託金が急増したため追加で24 億ドルを調達したと発表しました。29日の時点で10億ドルを調達したと発表していたので、調達額は合計で34億ドルとなりました。

・スペースX、民間人のみの宇宙旅行計画

スペースXは1日、4人の民間人を乗せた宇宙船を2021年10～12月に打ち上げると発表しました。宇宙飛行士を含まない民間人だけによる宇宙飛行は世界初となります。

・フォード、全車両にアンドロイドOS搭載

フォード・モーターは1日、グーグルのクラウドサービスを利用する6年間の契約を結んだと発表しました。2023年以降に世界で販売する全ての車両にアンドロイドOSを搭載する予定です。

・バイデン大統領、ミャンマーへの制裁示唆

バイデン大統領は1日、ミャンマー国軍がクーデターを実行したことを受け、ミャンマーへの経済制裁の再開を排除しない考えを表明しました。オバマ前大統領がミャンマーへの経済制裁を段階的に解除してからミャンマーの国際社会での孤立が終わり、米欧やアジア諸国からの対ミャンマー投資が活発になっていました。制裁が再開された場合、海外からの投資が細る公算が大きいです。

・カナダで南アフリカ変異種確認

カナダ衛生当局は1日、南アフリカで見つかった新型コロナウイルス変異型の感染者が東部オンタリオ州で初めて確認されたと発表しました。

【注目銘柄】（チャート含む）

・CLXT
・NNDM
・HUYA
・PSNL
・TTCF
・TDOC　サポートライン付近。
・BLNK　25SMA付近。反発期待。ただ銘柄としてはBLNKよりSBEの方が圧倒的にいい。でもSBEは日本の証券会社で取り扱いなし。
・PLTR　サポートラインで反発。かなり良さそう🤤
・AI　トレンドラインをしっかり守っています。
・AQB　25SMA付近

【ニュースのあった銘柄】

・UPS　好決算。
・JMIA　アマゾンによる買収の噂。
・PFE　EPSはミス。コロナワクチンの売上期待でガイダンスは引き上げ。
・BABA　好決算。
・EMR　好決算。アメリカの電気メーカー。
・SIRI　好決算。アメリカの衛星放送会社。
・NXPI　好決算。オランダの半導体メーカー。昨日先回り買いされていました。