米国市場前のマーケットニュースと注目銘柄【3月10日(水)】
ダウ先物 +0.42%
S&P500先物 +0.25%
ナスダック先物 +0.36%
・昨晩の米国市場
9日の米国市場は、
・ダウ +0.1%
・S&P500 +1.42%
・ナスダック +3.69%
となりました。ナスダックの上昇率は一時4%を超え、今年最大の上昇率となりました。要因は9日午前(現地時間)に米国10年債利回りが1.5%前半まで低下したことで、金利上昇による割高感から売られていたハイテク株が持ち直しました。
・モンゴDBが時間外で上昇
クラウド上のデータベースを手掛けるモンゴDB(MDB)が時間外で上昇しています。9日に発表した決算でコンセンサスを上回る増収となったことで、一時+5%となりました。
売上高(+38%)
サブスク収入(+39%)
販売・マーケティング費や研究開発費が増えたことにより、最終損益の赤字幅は拡大しましたが、特別項目を除いたEPSはコンセンサス予想を上回りました。
・ギリシャ、5月に観光客受け入れ開始
ギリシャの観光相は9日、5月中旬にも外国人観光客の受け入れを再開する方針を示しました。ワクチン接種やPCR検査での陰性証明が条件となり、入国後の隔離措置が免除となります。ギリシャは観光関連産業が雇用とGDPの2割を占めており、夏の観光シーズンに向けての対策を進めています。
・テスラが20%近く上昇
5日連続で下落していたテスラは昨日+19.6%の上昇で引けました。テスラの株式を多く保有しているARKも10%上昇しました。
・GE、リース事業をライバル企業に売却
ゼネラルエレクトリックは水曜日に、ジェットリース事業をライバルのエアキャップに300億ドルで売却すると発表しました。コロナパンデミックによる債務削減のための処置だそうです。
・イーライリリーの抗体薬、死亡リスクを大幅に削減
イーライリリーは水曜日、750人以上のコロナ患者を対象とした研究で、抗体療法により入院と死亡のリスクが87%減少したと発表しました。アメリカの規制当局は、深刻な合併症を発症するリスクが高い12歳以上の患者への緊急使用承認を2月に与えていました。
【注目銘柄】
・GE リース事業をライバル企業への売却を発表。
・LLY 抗体薬により、コロナ患者の入院と死亡のリスクが87%減少。イーライ・リリーは米国の製薬会社。
・CPB 好決算。キャンベル・スープはインスタント食品の米国大手メーカー。
・EXPR 好決算。時間外で+23%の急騰。エクスプレスは米国の紳士・婦人服専門チェーン店。
・RBLX NYSEに今日上場。$45で値決め。ロブロックスは米国のソフトウェア企業。オンラインゲーム・プラットフォームの運営およびゲーム制作システムを開発する。
・GME 5日連続で上昇中。時間外も急騰。
・BNTX、PFE EUへ追加の400万ドースのワクチン供給を決定。
・TOL 四半期の配当金を+56%へ。(一株当たり11セント⇨17セント)トール・ブラザーズは高級住宅への買い替え層と新規購入層を対象に高級住宅の建設事業を手掛ける企業。
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