小学生向け 読書 「いま君に伝えたいお金の話」③④ 著 村上世彰 ※私の個人的な見解も含めて、小学生向けに分かりやすく紹介しています。


③お金をてにするには?

④はたらきかたがかわっていく


好きなことを仕事にしてかせぐ

お金はかせいでまわしてふやす。そのためにはお金のいりぐちがないと、いくらでぐちがあってもいみがないよね。お金のいりぐちとはお金をかせぐこと。大人になれば食べるものもきるふくもぜんぶ自分でかせいだお金でよういしないといけない。それが自立して生きるということ。

じゃあどうやってかせげばいいんだろう?それはつまりどんな仕事(しごと)をするかということ。

このせかいにはたくさんの仕事があるんだ。どんな仕事をするにしても、君の生きかた、幸せに大きくえいきょうするんだ。

できたら、好きなことを仕事にすると人生(じんせい)がたのしくなる。

なぜなら、人生のおおくの時間(じかん)を仕事をしてすごすことになるわけだし、好きなことを仕事にできれば、ぜんりょくでがんばることができるからだ。

大好きなことを仕事にできるかどうかは、それが「人のためになるか、人を喜(よろこ)ばすことができるか」がだいじなんだ。だれかが君の仕事にかちをかんじないと、君はお金をかせぐことができない。どんなに好きでとくいなことであっても、だれかがそれにお金をはらいたいと思(おも)わないと、かせぐことはできないんだ。

なんでもいいから夢中(むちゅう)になってみよう

なにかひとつのことをとことんやってみることは、大人になったときにきっと君のやくにたつよ。大事なことは、何かにとことんうちこむ楽しさを君がすでにしっているということだ。

自分のもっている力をおもうぞんぶんはっきできることは、だれにとっても楽しいものなんだ。

はたらきかたが大きくかわる

今、日本人のだいたいはんぶんくらいの人がはたらいている。そのうちの10人のうち9人が会社(かいしゃ)にはいっておきゅうりょうをもらっているんだ。

今、せかいだけじゃなく、日本でもはたらきかたが大きくかわってきている。

インターネットのおかげで、せかいのどこでもはたらけるようになったし、だれでもどんなじょうほうもかんたんにあつめたり、教(おし)えたりすることができるようになった。

こうしたことが仕事のしかた、えらび方も大きく変(か)えてきているんだ。自分の好きなことを仕事にしやすくなったんだね。

むかしはいちど、会社にはいったら同(おな)じ会社に60さいまでつとめて仕事をするのがふつうだったんだ。でも、今はそうじゃない。その会社はなくなるかもしれないし、君からやめるかもしれない。仕事はひとつじゃなくて、なんこもやったっていい。

君たちもしっている「Youtuber」のように一人でお金をかせぐこともできるし、子どもでもかせぐことができるようになったよね。

自分の人生をまもるのは自分

むかしは会社にはいったら、仕事をするかわりに会社がおきゅうりょうをくれて、それでお金のしんぱいはしなくていい、かんがえなくていいとなっていた。でもその時代(じだい)はおわったんだ。大人になったら、自分の人生は自分でまもらないといけない。そして、自分のせいかつをまもるために、お金はぜったいにひつようなんだ。

会社につとめないというせんたく

日本ではたらく人の10人のうち9人が会社にはいっておきゅうりょうをもらうといったけど、じゃあのこりの一人がなにをしてお金をかせいでいるかというと、自分でしょうばいをしている人なんだ。

たとえば、まちのパン屋さん、漫画(まんが)をかく人、畑(はたけ)でやさいをつくる人などだね。会社に入っている人とちがうことはお金をかせぐことに何にもほしょうがないこと。会社にはいっていたら、いつもおなじおきゅうりょうを会社からもらうんだけど、この人たちにそのようなほしょうはないんだ。ぜんぶ自分でかせがないといけない。たとえば、ぜんぜんお金がかせげない月(つき)もあるし、はんたいにたくさんのお金をかせぐことができるんだ。とてもおもしろいし、やりがいのあることだから、ちょうせんしてみるかちはあるよ。

自分であたらしい仕事をつくる

仕事のかたちとして、起業家(きぎょうか)というのがあるんだ。

きぎょうとは新(あたら)しいじぎょうをうみだすこと、たとえばアップルという会社、けいたいでんわIphone(アイフォン)はしっているかな?この会社、iphoneをつくったのがスティーブジョブスという人なんだ。この人は新しいことにちょうせんし、これまでになかったものをうみだし、せかいを大きくかえたんだ。きぎょうには大きなかのうせいがあるんだね。

ここまでよんでくれてありがとう。このさきもこの本はまだつづくよ、もしきょうみがあったら、ぜひ本をかって、よんでみてね。

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