見出し画像

ラブライブから学ぶ③認められる存在になるために。成功の影の地道な努力

こんにちは!

前回の投稿からかなり日程が空いてしまいましたが、今回もラブライブの魅力について語る記事にしていきます!
今回はアニメではなく、ラブライブ声優たちの活動についてフォーカスを当てていきます。
ラブライブとはユーザー参加型の「スクールアイドルプロジェクト」で、2010年に発足しました。

立ち上げ当初は雑誌上にて漫画やショートストーリーとして展開されていたのが、実際にファーストシングルの発表と同時にそれぞれのキャラクターを演じる声優達が実際に舞台に立ち、歌やダンス、衣装を再現し始めたのが当時は画期的なことでした。

現在では、アニメやゲーム、Vtuveやミュージカルと様々な分野で勝つ小津を行っています。
そして日本国内だけでなく、海外でもラブライブの存在を知ってもらい海外公演も実現されています。

立ち上げ当初は何もないところからのスタートでした。
今でこそ大きなコンテンツとなっていますが、そこに至るまでの彼女達の影の努力は偉大なものです。
何事もそうですが、何かで結果や成果を残すためにはそれ相応の努力が必要ですよね。
そんな泥臭い努力をしていく大変さ、成功した時の達成感を教えてくれるのがラブライブの魅力でもあります。

μ’s「0から1を作る」

立ち上げ当初は、何もかもが初めての試みであったためμ’sのメンバーに抜擢された声優9人達は困惑しながらも活動を続けてきました。
彼女達それぞれの個人としての仕事もある中で、「ラブライブ」というプロジェクトと並行し、音楽のレコーディングやダンスレッスン、ニコニコ動画での生放送、ファンミーティングなど様々な活動に積極的に参加してきました。

次第に人気が急上昇し2013年にはアニメ化やゲーム化、2014年には紅白歌合戦に出場、2015年に劇場化とどんどん発展していきました。
彼女達の努力が実り、この人気がこれからも上昇していく中で発表されたのが、2016年のファイナルライブでした。
当時のラブライブファンにとってはとても衝撃的な発表でした。

μ´sが活動を終えた後は、「Aqours」という新たなスクールアイドルグループが結成され、彼女たちが新たなラブライブを引っ張っていく存在となりました。

Aqours「先代達の偉大さに気づく」

μ´sのファイナルライブを終え、Apoursが今後のラブライブを引っ張っていく存在となってからラブライブのファンが一気に減ったことがありました。

μ´sのファイナルライブを見た後でショックを受けたファンが多く、新たなグループを受け入れられず、ラブライブから離れていくファンが多くなりました。
0から1を生み出せてきた先代達の偉大な功績をこの新たなグループに引き継がせてもいいのだろうか?という不安、μ´sに会えなくなって何を楽しみにしたらいいのか、、という当たり前の存在が突然いなくなることへの喪失感からファンが離れていきました。

先代達の存在がいかに大きかったかが痛感した彼女達でしたが、そんな逆境にもめげずに、アニメ収録、日々のダンスレッスン、ライブ公演などラブライブとしてのプロジェクトの仕事に励んできたのは勿論、メンバーそれぞれの個人としての活動も両立して行っていました。
特にライブ公演がある時は、日本各地を遠征することもあるので、よりハードスケジュールとなりました。

こうした地道な努力を継続してきたことでいつしか日本だけでなく世界からも注目されるグループとなりました。

努力が認められた瞬間

そんなAqoursが活動を始めて、3年半が経ったある時です。ラブライブプロジェクトが発足し9年を迎えた年のことです。
「ラブライブフェス」というプロジェクト市場最大のライブイベントが開催されました。

そのライブではAqoursは勿論、μ´sが3年ぶりの復活を果たし、そしてAqoursの次の新たなスクールアイドルグループ「虹ヶ先学園スクールアイドル同好会(以下虹ヶ先)」この3つのグループが共演した最大のライブでした。
μ´sの再結成と聞き、ファイナルライブ以降ラブライブから離れてしまったファンがまたμ´sに会いに参加した方も多かったとのことでした。
そのライブでAqoursや虹ヶ先を知っていくことになりました。

そんなライブが終わった後のAqoursのニコニコ生放送にて、ラブライブフェス振り返りを行っていてファンからのメッセージにこんな文章が送られていました。

ミューズのファイナルライブに参加して以降、僕にはどうしても出来ずにいることがありました。
それはAqoursの曲を聴くことでした。
本当に申し訳ないのですが、Aqoursを受け入れてしまったら僕のミューズが完全に終わってしまうように感じていたからです。
Aqoursが頑張っているのも知っていたし情報も沢山耳に入っていました。
でもなんだか自分の気持ちの整理がつきませんでした。
そんな中もう一度ミューズに会えると参加したラブライブフェスでえみつん(μ´sのリーダー)の「私たちはずっとミューズです。」や伊波さん(Aqoursのリーダー)のラブライブに対する想いやAqoursのパフォーマンスを見て「そっか、ラブライブはそこにあったんだ。そしてAqoursはずっとその夢を紡ぎつつ新しいラブライブの未来を切り開いていたんだ。」と気付きました。
もっと早くに気づいていれば良かったのにと後悔もしました。
でもようやく止まっていた何かが動き出した気がしました。
今日までミューズの曲もいっぱい聞いていますが、Aqoursの曲もいっぱい聞いています。
ちょっとスタートダッシュが遅れたけど、これからAqoursのこともいっぱい応援していけたらと思っています。

μ´sしか認められなかった方が、ラブライブフェスでμ´sに会いに行くために参加したのが気付けばAqoursの魅力に惹かれてAqoursの存在や活動を認めるようになり、ファンがまた増え続けてきたとのことでした。

当時このメッセージをニコニコ生放送で呼んでいた伊波さんを始めメンバーの目には涙を浮かべていて、これまで積み上げてきた努力が認められたことに感動していました。
「私たちがやってきたことは絶対に間違ってなかった。」とある生放送で伊波さんがそう放った言葉があり、信じていたからこそ仲間たちと共に歩んできて、ファンから認められたのだと思います。

最後に

かなりの長文となりましたが、いかがでしょうか。
自分が目標に向かって努力しても周りから認められない瞬間ってもどかしいですよね。
実際にそんなシーンに陥った時に、「このまま努力し続けた先に成功するのか?」という不安が生まれますよね。

それでもAqoursのみんなは一貫して努力をし続けたことにより、周りから認められる存在になりました。
そんな先代達が歩んできた姿を見て、Aqoursの後に誕生したスクールアイドルグループもコツコツと努力をし続けています。

「自分たちがやってきていることに間違いはない」と信じて継続していくことが大事ですよね。
逆境に立たされても、一緒に作っていける仲間がいたから継続できたのかもしれません。

これからも彼女達が努力して作っていく活躍を期待していきたいですね。

それではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?