本の世界に入りこむ
以前一度借りて、返却した図書館の本がありました。
子どもの付き添いで図書館に行った時にその続きを読み、もう一度ちゃんと読もうとその本を借りてきました。
伊坂幸太郎さんの【フーガはユーガ】です。
タイトルになっているフーガとユーガは名前です。
ここからこんがらがって(こんがらがるの早すぎですよね…^^;)、前半80ページくらいまでしか読んでいませんでした。
多分、今年に入ってから伊坂幸太郎さんの本に出会ったと思います。(なぜ今まで読んでこなかったのか…!!)
読み始めるとどんどん読みたくなって仕方なくなる。まさに、どハマりしているのが自分でも分かる作品ばかり。
でも、読んだページの光景が、挿絵が一つもないのに現実に見たようにはっきりと想像できるので、衝撃が凄まじく、次々と読み進められないのが本音です。
この本も、時々、嘘が混ざっているという表現が出てくるのに、どこが嘘なのか疑うことも全然できなくて。
後から、「あっ!!」と私の想像を遥かに超えてくるのが怖いほどです。
もしかしたら皆さんは、実はこうかも?と考えながら読み進めているのかもしれませんね。
だけど私はそれができないくらい、本の中に入り込んでしまうのです。
伊坂幸太郎さんといえば、大どんでん返しという言葉がぴったり合うと思います。
確か、2作品目に読んだのがホワイトラビット。
読むたび、自分が注目するシーンが毎回違う。
これも、「あっ!!」となりました。
同じ本を何十回と読むわが家の小学生の子どもがよく言うのですが、本は毎回読むたび注目するポイントが違うので気に入った本は何回読んでも面白い。
これは3年生の頃くらいから話していて、学校や図書館で何度もはやみねかおるさんの本を借りていました。
あまりにも借りるので申し訳なくなり、中古の物を買い揃えました。
ちなみに子どもが一番好きな本は、はやみねかおるさんの都会のトム&ソーヤ、怪盗クイーンシリーズです。
こんなにおもしろい本が書けるなんて、本当にすごい、とよく話しています。
【フーガはユーガ】
これは本当にあった話なのか?ミステリーみたいなテレビ映像でも観たかな?
何かショックな気持ちと嬉しい気持ちと悲しい気持ちとがガーッと混ぜられて、よくわからない感覚です。
返却前にもう一度読もうと思います。
次は道尾秀介さんのNの続きを読みたいと思います。
珍しく本屋さんで新品を買っていたものです。
どこから読もうかと、本棚にありました。
本のいいところは、自分の好きな本に出会いさえすれば、その世界観にぐっと入ることができるところ。
悪いところ?は…一旦中断!というのがなかなかできないところ。
昨日は手帳も全然書いていませんでした。
ただ本が読みたくて。
今日は読書だけ!ではなく、ゆったりとした気分で手帳やnoteを書いたり、コーヒー飲みながら読書をゆっくりと楽しむ。
いろんなことを焦らず少しずつ楽しみたいです。