人向
「インターネットやSNSの世界は、便利さの反面怖さもある。」
と聞く。
自分のTwitterのタイムラインに現れる皆さんは、他人には常に優しくて、経験を惜しげもなく伝え、とても前向きな方ばかりで、それがたまに眩しすぎるぐらいです。
きっと「世の中は騙し合い」なんかじゃない。
そう言う人は、そう言ってあなたを騙そうとしているだけだ。
「綺麗なことばかり選んではいられない」
そう割り切れるのは強さで、そう割り切ってしまうのは弱さだ。
騙し合いがなくなり、綺麗なことだけを選べるとしたら、どうやって生きるでしょうか。
上手に生きていけるでしょうか。
必要なものを必要な分だけ作ると決まれば、人間は増えるでしょうか。
計画的に人口を操作できるなら、適正な人口は何人に設定されるのでしょうか。
日本の人口は現在約1億2千万。
日本の適正な人口は7千万人ぐらいだと唱える学者もいる。
どのような国、どのような世界を目指すかによって、この「適正」の値は変わるんだろうと思う。
仲間は多い方がいい?
フォロワーは?
関係する人が増えれば、面倒なことも増える。
面倒なことだけを見れば、間違いなく増える。
思惑が絡み合うと、簡単には解けない。
それが絆と呼ばれることもある。
インターネットやSNSは、人と人との距離を縮めた。
それを悪とするか善とするかは、それを利用する人にかかっている。
インターネットの出現が何年ズレていたら、今の世界はどんな世界になっていたでしょうか。
もし今世界からインターネットがなくなれば、世界はどう変わるでしょうか。
考えたところで、なくせるわけはない。
と言う人は、なくなると困る人です。
みんなが本気でやれば、なくせないわけはないでしょう。
「インターネットがなくなればいい。」
なんてことは1ミリも思わないけど、何でもそうだ。
みんなが同じ方向を向くのは難しいかもしれない。
それもそうされると困る人の言い訳かもしれない。
向かう方向は違っても、進む方向は同じだ。
起こるか起こらないかわからないことを考えても仕方ない。
そんなことはない。
同じ方向にしか進めないんだから。
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