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2024TJAR本戦抽選会-7月

6/29抽選会当日

選考会から抽選までの日も気を緩めずに計画した練習を淡々と継続。
そしていよいよ抽選会当日。

70名の運命が決まる日。
経験が人を作る。
苦しみ、悲しみが心を作る。
既に今日までのプロセスで人生の目的・ゴールに一歩近づいている。
TJARは手段であり、目的ではない。
人生の目的はもっと大事なところにある。
家族•友人を大切にし、人を大切にする。
囚われは苦しみ、悲しみを生む。囚われるな、
ゴールはそこではない。
最後に大切なのことは何を学んだか。
心の平静を保つ。
今日できることを最大限に努力してできたか。
今日最大限楽しむことができたか。

選考会当日朝 手帳の手記より

抽選に通ることも・通らないことも想定し、心
を落ち着かせていたように思います。

そして、抽選会が始まる16時。
娘の習い事の迎えと重なったため、娘と車のな
かでした。
呼ばれていく名前。呼ばれない緊張。
20人が呼ばれそこに自分の名前はない。
そして、25番目に名前が呼ばれる。
娘と喜びを分かち合いました。
レースに出場する父が心配な娘は、落ちたほうがいいと常々言っていましたが、嬉しそうな
笑顔で喜んでくれました。嬉しかった。

ただ、涙をのんだ仲間もいる。複雑な気持ち。

7月の練習

残り、1ヶ月と少し。
これまで積み上げてきたものに最後に強化が
できる一か月。

ALL for TJAR
全てをTJARのために。今日できる最大限の
努力をし、自分の力を大会で試す!
(行程・装備・食料、研究して分析する)

「7月目標」手帳手記より

早速7月初めはハセツネフルコースを5kgの歩荷
で。暑い中のハセツネコースはハードでした。行動食のチェック、疲労後の行動など学びは多い練習でした。
それからは、
•中央アルプス(池山尾根、将棋頭→ロード)
•北八ヶ岳縦走
•奥多摩雲取山ピストン
•光が丘公園歩荷30km走
•トラックスピード練習
など、ケガに注意しながらベースフィットネス
を上げることに集中しました。多くの選手は北・南アルプスで試走をしますが、本戦でその景色を楽しみにしたかったため試走はしませんでした。

COROSデータ

準備(計画・装備・食料)

2022年大会の経験があったため、「装備・食料」の準備は順調に進みました。2022年の経験を活かし、主な変更は以下のとおり。
味のバリエーションを増やす
②カロリーのみではなく栄養バランスを考慮

①味のバリエーションがないと必ず飽きること
 がわかっていたので、無印良品小分けお菓子
 で、多くの味を用意しました。
②前回はタンパク質、ミネラル類など多くの
 栄養素が欠如していたように思います。どの
 ような栄養素が必要なのか、詳しい方にアド
 バイスもいただきながら準備。サプリ類も豊
 富にしました。

そして、2022TJAR仲間からも助言をもらい「行動計画表・プラン」を作成し、初日薬師峠に行くこと、3日目に中央アルプスを越えるにはどのような行程・走力が必要なのかを分析しました。
その分析を踏まえ、日々の練習にもフィードバックしました。
改めて、TJARのコースを分析すると「新しい発見」がありました。
とても深く面白いレースだと思います。

7月下旬はテーパリングのため、やや練習量を落としましたが、それで走行距離522km、累積14,500m(トレッドミル傾斜を加えると17,000mくらい)の練習を積むことができました。

COROS 7月データ

そして、いよいよ8月。スタートまで10日。
2022年のときは「恐怖5、不安3、楽しみ2」
今回は、「不安6、楽しみ4」という感じ。
未知ではないレースに不安はありますが、恐怖はありませんでした。

北八ヶ岳
中央アルプス 将棋頭

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