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2024TJARへの道のり②

2024年5~6月

以下のCOROSデータ(赤丸部分)でもわかるとおり4月末、5月初めから週間走行距離の急激増加(ケガ)に注意しながら負荷をあげていきました。
GWは例年、残雪登山をしていますが、今年は我慢し、トレーニングに集中しました。

CORSデータより

変えたことは以下の2点。
①土日の1日は40-50kmのトレラン、
 1日は30kmのロング走
②平日はトレッドミルを中心とした2部練習。

 朝10km(傾斜5-7%)、夕方5-10km(傾斜10%-)

①ではよく高尾トラサルをしました。中学生になり電車通学になった娘を新宿に送り、そのまま高尾トラサルに行くことを、我が家では「送り高尾」と呼び、この”送り高尾”を繰り返しました。主稜線をほぼ走らないため人が少なく走りやすいトレイルです。
トレランの練習をしない私にはとても効果がありました。

二つ目は②の2部練。
目的は、「傾斜のロードを長く走れるようになることと一日に走る時間を多く入れること」TJARは毎日20時間程度の行動時間となるため、早く体が回復しないと1週間持たないため体の回復スピードを早くするために2部練を取り入れました。効果のほどはわかりませんが、COROSのベースフィットネスが上がっていくことで実感は少しありました。

<5-6月>
 高尾トラサル 3回
 高尾マンモス 1回
 飯能トレイル 1回
 箱根外輪 1回
 みなのトレイル50km 6:21'30" 13位
                                       (年代4位)
 週1で5-10km TT or ペースラン

2024年6月選考会抽選日

今回応募者123名、合格者116名、前回完走者11名、抽選対象が105名。
105名から70名が選ばれる抽選会がありました。
これまで何年も準備してきた選手たちのうち、35名が落ちてしまう現実。
多くの友人がこのタイミングで落ち、何とも言葉にできない現実でした。それととともに前回完走者としてこの抽選会が免除になることにとても身の引き締まる思いでした。
まだ、最後の抽選があるのでこの時点で出られるかどうかわからず、気持ちを保つことが難しいですが、自分のできることに集中しようと思いを強くしました。心を守るため平静であるためにストア派の書籍(エピクテトス、マルクスアウレリウス、セネカ)を時々読んで心を落ち着かせていました。

自分の力のうちにあって自由になるものと、自分の力のうちになくて自由にならぬものを、峻別せよ。
自分がどうなりたいか、まず自分自身に問え。しかる後、しなければならないことをせよ。

ストア派エピクテトス

6/3TJARに向けて
①囚われないこと。コントロールできるものとできないものを区別し、できないものには執着せず、コントロールできるものに集中する。
②目標に向かって最大限努力すること。出場が目標ではない。目標に向かって努力すること。感情をコントロールする訓練。
→人生を幸せに生き抜くことが目標。
(TJARはそのための単なる一つの手段)

6月手帳 手記より

出場が決まっていない中、落ち着かない気持ちを受け入れること、そのなかで練習を継続すること。6月は、「この曖昧な時間を受け入れ、楽しむこと」これが大きな課題でした。

そして、6/24-25TJAR選考会。
前回完走者はスタッフをすることで選考会免除となるため、今回スタッフで参加しました。

何度も通った高尾 城山より


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