2024TJAR選考会
TJARエントリーにあたり、前回完走者はスタッフ参加することで最終抽選に進めるルール。今回スタッフとして参加しました。
1日目は緊急時対応、2日目は最終スイーパーが役割でした。尊敬するスタッフ・TJARの仲間たちとの二日間は多くの学びがありました。
① TJAR実行委員会の行動・決断力
・少ないマニュアルの中、各自の経験に基づ
く適切な判断。
・TJARのコンセプト・文化の深い理解。
・山岳経験に基づく技術・思考レベルの高さ。
・意思決定、決断のプロセスの速さ、明確さ。
TJARは大きな注目を集める大会。
そのプレッシャーのなか、中立、かつ厳正な
選考が必要。どのようなポイントで選考すべ
きかが、委員会のなかで深く浸透されている
ことを強く感じました。
一方、実行委員は限られた人数。実行委員
会、特に委員長への負担、重責を垣間見るこ
とができました。選考会前には何度も山に入
り、関係各所へ周り準備してくれています。
また、選考会に立つ選手たちの苦労・努力を
知った上でのときにシビアな決断。優しいか
らこそ、苦しい判断も多々あると思います。
改めてこの大舞台TJARを開催してくれるこ
とに感謝の気持ちが強くなりました。
大会が続いていることは決して当たり前のこ
とではない。2026年大会以降もスタッフな
ど何かしらの形で少しでも力になりたいと思
います。
②選手の選考会へ取り組む姿
様々な思いを持ちながら、年単位での努力を
重ね、挑戦する選考会。
泥だらけ、雨に打たれながら、真剣に課題に
取り組む姿は心を動かされました。
20~60代が夢中になれる世界。TJARはやは
り特別な大会。
エントリーしている身として、とても身の引
き締まる思いでした。
2日目はスイーパーとして選手と同様の
コースを回り、ゴール地点である仙流荘まで
走りました。何人かの方とお話しすることが
できました。
抽選は、一週間後の6/29 16:00から。
実行委員会の皆さまは選考のためきっと
眠れない日々が。
選手は気持ちのコントロール、出られるか
どうかわからない本選へのトレーニングの
モチベーションの維持が難しい一週間。
そのような緊張感、気持ちのコントロール
は大きな経験のひとつになりました。
そしていよいよ運命を分ける抽選会へ。
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