子ども時代、私が落ち込んでいたとき、母が何もできずに一日中一緒にうろうろしていたことがあった。その思い出が繰り返し思い出され、実は「格好いい母がズバッと正解を出してくれた」記憶はいらなかったのだと悟った。一緒にうろうろしてくれたことに体裁も飾りもなかった。生徒もそれを喜んだっけ。