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「命がけ」で生きてますか

ところで今この記事を読んでおられるあなた。

命がけの恋をしていますか。

まあ、たまたまこの記事に目を留めた方の年齢層はおそらく広く、年配の方から、もしかしたら小学生の方もおられるかもしれません。

いきなり、何なんだこの質問は!?と思われたかもしれません。

「命がけ」というフレーズから、真っ先に浮かんだのが、こんなイメージだったので、とりあえず「話のとっかかり」として尋ねてみました。

「これには自分の全人生がかかっている」とか「社運を掛けて」とかいうセリフにもあるように、「命がけ」には「一世一代(一生のうちにたった一度のこと。一生に二度とないような重大なこと。)」というような極めて重要な局面で使われるのかもしれません。

では、質問を少しだけ変えてみましょう。この記事のタイトルです。

「あなたは今、命がけで生きてますか?」

???聞いたことがあるようで、どこかおかしい。どう考えていいのか、どう答えてよいやら、と戸惑うような感じでしょうか。

「当然でしょ」という感覚もあれば、「別にそれほどのことでもないよ」という感覚の方もいるかもしれません。

ちょっと話がずれますが、英和辞典で「LIFE」をひくと「人生、生命、生活」という意味が載っています。

日本人のあなたにとって、この三つは、同一の感覚ですか。

生命」は究極的なもの、「人生」は自分の全歴史、「生活」は日常、という感覚ではないでしょうか。

だいぶニュアンスが違いますよね。

ここで、更に話がずれますが、時折聞かれるフレーズですが「私と仕事とどっちが大事なの?!」というのがあります。

マジで こんな質問をされたら、あなたなら何と答えますか。

私なら、真顔でこう応えます。君は「自分の生活と自分の人生のどっちが大事なんだ?!」

そして、ここから、回りくどい解説に周ります。

どうしても優先しなきゃならないこの仕事は、この場合、当面の問題事、つまり生計のための手段であり、我々の「生活」に不可欠だ。

しかし「私」という君は「当面の問題」ではなく、僕の「人生」に関わる問題だろう。同じ次元に並べてどうする?

さて、話がだいぶ逸れて、逸れましたが、テーマは「命がけ」でした。

「命がかかっている」ことはすべて「命がけ」の範疇に入るはずのことです。

ということは、実は「命がけ」のことは「一世一代」どころか「日常茶飯事」だということに気づいてもらいたいということです。

ご飯を食べ、水を飲み、息をすることには文字通り「命がかかっている」のです。

言い換えれば、日常のごくありふれたことに「生命」を使っているのです。それらを全部ひっくるめたものが「My Life」でしょう。そうではありませんか。

みつを風


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